阿波藍のみを使い、綿・麻・絹・レーヨンなどの素材を染め、
手織り・ファッション・インテリア・編み物・袋・小物など
生活に即した製品を展示・販売しています。
濃く深みのある青、緑がかった青など、
様々な「藍」色のグラデーションが美しい
魅力的な藍染作品が多数展示されています。
手染め・手織りでひとつひとつ丁寧に手をかけて完成された作品は、とても美しく、その細やかさ
には感心することばかりです。
ところで「藍」はもともと漢方薬だったそうです。
そのため、昔の中国では政府が管理していた草なので、
草冠に、監督で、「藍」という漢字になったとのこと。
日本で栽培されている天然藍染めの原料である蓼藍はタデ科の植物です。
蓼は虫よけ効果があり、薬としての効果効能もあるという側面も
持ち合わせているそうです
天然繊維だけを染め、化学繊維は染めない「藍」は、
たとえば綿の作務衣を染めたときに、
ナイロンの糸だけは染めないので、
糸だけが白いまま仕上がるそうです。
藍に漬けてみれば、化学繊維はすぐにわかるそうです。
全国各地を藍染展をして回ってらっしゃる
藍正の外山さんはとても博識で、
藍染や、織の手法や、藍染の歴史、生産地など
多岐にわたって興味深いお話をたくさんして下さいました。
是非、足をお運びください。
奥深い藍の世界を楽しめます。
0 件のコメント:
コメントを投稿