本日より、クリスマス前のこの時期恒例の
『ファンタジックしかけ絵本展』始まりました。
12月5日(金)までの二週間開催。
今年は土日はお休みです。
今年で27年目を迎えるこの絵本展を
毎年楽しみにして下さっているお客様も多く
初日、あいにくの雨にも関わらず、
オープン前から来場して
下さった方もいらっしゃいました。
会場全部がしかけ絵本!
見ているだけで楽しく幸せな気持ちになります。
赤ちゃんから大人まで、音の出る本や楽しいしかけ
思わずため息がもれるような美しいしかけ、
様々な年代の方に楽しんで頂ける作品を
数多く取り揃えています。
中には特別入荷した、入手困難な絵本も数点あり、
そういった作品は追加注文は難しいようですので、
お早めのご来場をおすすめ致します。
クリスマスギフトの販売もあります。こちらも数に限りがございますので、お早めに。
しかけ絵本展 ~大日本絵画~
11月25日(火)~12月5日(金) 土・日お休み
11時~18時
2014/11/25
2014/11/16
2014/11/10
阿波藍染展 秋・冬
11月10日(月)~15日(土)まで、
藍正主催の『阿波藍染展』開催中です。
タペストリーやのれん、洋服や小物など、
美しい藍色の濃淡と様々な模様や絞りで彩られた
藍染作品が数多く展示されています。
天然の藍色に彩られたギャラリー内は、
心安らぎ、落ち着く空間となっております。
古来、日本では藍染の服が愛用されていました。
その貴重な日本文化を現代に伝えている
藍氏外山家(国指定重要民族文化財)
第十六代目の外山正氏が在廊してらっしゃるので
藍についての知識を詳しく教えて下さいます。
外山家は代々、藍の材料となる『すくも』を作っています。
参考資料:すくもについて
http://www.blue-edge.jp/04_life.html
ひとくちに藍染めといっても、
藍を作る職人、絞り専門の職人、縫い絞り専門の職人、
型染め職人、とそれぞれの専門分野が細かく分かれており
それぞれの職域以外のことは絶対にしてはいけないとのこと。
現代では、一部、だいぶ緩くなってしまってはいますが、
江戸時代には、それをした職人は打ち首になっていた程
厳しく守られていたそうです。
写真の絞り、お分かりになりますでしょうか。
細かく摘みとった布が、糸で細かく縛ってあります。
それを何十回(場合によっては何百回)と繰り返し、
絞りが完成するのです。
この『絞り』の技術は本来、家ごとに門外不出の技でしたが
名古屋の有松にある、『有松・鳴海絞会館』というところでは
絞り専門のおばあちゃん達によるデモンストレーションが見られるとのこと。
http://www.shibori-kaikan.com/
そして熟練の技術を要する、型染め。
白い布に糊で型を付け、藍で染めていくという技法ですが
これが大変難しいとのこと。
外山氏曰く、
「糊を作る術が、型染めの全てです」
「毎日の気温、湿度等に合わせて、
糊の原料となる『もちこ』『砂』『石灰』『塩』の配分を調節するところから始まる」
すくも作り、絞り、型染め。
藍染めに関わるお仕事は、
どれも大変な手間と労力を要して、かつ繊細です。
でも日本古来の貴重なお仕事。是非後世に残していってほしいものです。
秋・冬向けの作品なので、このDMの写真にもあるように
ウールを染めて作った作品も展示されていますが、
元々はウールの藍染めというものはなく、ウール用の藍を作っているとのこと。
ウールというのは、60℃にならないと繊維が開かず、染められないのだそうです。
これも豆知識。
約30年間、春と秋に開催していた
藍正の藍染展ですが、外山氏は
もう今回で最後、とおっしゃっています。
是非、足をお運び下さいませ。
『阿波藍染展 秋・冬』
11月10日(月)~11月15日(土)
10:00 - 18:00 (最終日は16:00迄)
阿波藍のみを使い、綿・麻・絹・レーヨンなどの素材を
染め、手織り・ファッション・インテリア・編み物・袋・小物
など生活に即した製品を展示・即売。
阿波藍染めの美しさをお楽しみ下さい。
藍正主催の『阿波藍染展』開催中です。
タペストリーやのれん、洋服や小物など、
美しい藍色の濃淡と様々な模様や絞りで彩られた
藍染作品が数多く展示されています。
天然の藍色に彩られたギャラリー内は、
心安らぎ、落ち着く空間となっております。
古来、日本では藍染の服が愛用されていました。
その貴重な日本文化を現代に伝えている
藍氏外山家(国指定重要民族文化財)
第十六代目の外山正氏が在廊してらっしゃるので
藍についての知識を詳しく教えて下さいます。
外山家は代々、藍の材料となる『すくも』を作っています。
参考資料:すくもについて
http://www.blue-edge.jp/04_life.html
ひとくちに藍染めといっても、
藍を作る職人、絞り専門の職人、縫い絞り専門の職人、
型染め職人、とそれぞれの専門分野が細かく分かれており
それぞれの職域以外のことは絶対にしてはいけないとのこと。
現代では、一部、だいぶ緩くなってしまってはいますが、
江戸時代には、それをした職人は打ち首になっていた程
厳しく守られていたそうです。
写真の絞り、お分かりになりますでしょうか。
細かく摘みとった布が、糸で細かく縛ってあります。
それを何十回(場合によっては何百回)と繰り返し、
絞りが完成するのです。
この『絞り』の技術は本来、家ごとに門外不出の技でしたが
名古屋の有松にある、『有松・鳴海絞会館』というところでは
絞り専門のおばあちゃん達によるデモンストレーションが見られるとのこと。
http://www.shibori-kaikan.com/
そして熟練の技術を要する、型染め。
白い布に糊で型を付け、藍で染めていくという技法ですが
これが大変難しいとのこと。
外山氏曰く、
「糊を作る術が、型染めの全てです」
「毎日の気温、湿度等に合わせて、
糊の原料となる『もちこ』『砂』『石灰』『塩』の配分を調節するところから始まる」
すくも作り、絞り、型染め。
藍染めに関わるお仕事は、
どれも大変な手間と労力を要して、かつ繊細です。
でも日本古来の貴重なお仕事。是非後世に残していってほしいものです。
秋・冬向けの作品なので、このDMの写真にもあるように
ウールを染めて作った作品も展示されていますが、
元々はウールの藍染めというものはなく、ウール用の藍を作っているとのこと。
ウールというのは、60℃にならないと繊維が開かず、染められないのだそうです。
これも豆知識。
約30年間、春と秋に開催していた
藍正の藍染展ですが、外山氏は
もう今回で最後、とおっしゃっています。
是非、足をお運び下さいませ。
『阿波藍染展 秋・冬』
11月10日(月)~11月15日(土)
10:00 - 18:00 (最終日は16:00迄)
阿波藍のみを使い、綿・麻・絹・レーヨンなどの素材を
染め、手織り・ファッション・インテリア・編み物・袋・小物
など生活に即した製品を展示・即売。
阿波藍染めの美しさをお楽しみ下さい。
2014/11/04
織りの季
11月4日(火)から9日(日)まで、
手織生地の三人展、『織りの季』を開催中です。
インテリア・ファッション・小物等を展示販売しています。
会場一番奥に飾ってある大きなタペストリーは、
季節を表現していて、左から春、夏、秋がテーマとのこと。
お三方それぞれの個性と、テーマがうまく合致しています。
マカロンのストラップも可愛らしい。
そして手織生地を使ったお洋服。
色の配色・バランスやデザインが素敵で
秋から冬にかけてのオシャレに活躍しそうな作品が多数あります。
深まる秋に手仕事の温もりを感じる展示会です。
是非、足をお運び下さいませ。
織りの季
11月4日(火)~9日(日)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
手織生地の三人展、『織りの季』を開催中です。
インテリア・ファッション・小物等を展示販売しています。
会場一番奥に飾ってある大きなタペストリーは、
季節を表現していて、左から春、夏、秋がテーマとのこと。
お三方それぞれの個性と、テーマがうまく合致しています。
マカロンのストラップも可愛らしい。
そして手織生地を使ったお洋服。
色の配色・バランスやデザインが素敵で
秋から冬にかけてのオシャレに活躍しそうな作品が多数あります。
深まる秋に手仕事の温もりを感じる展示会です。
是非、足をお運び下さいませ。
織りの季
11月4日(火)~9日(日)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)