2023/09/18

くつなまい × 隅田あい夏 × やがみいなほ × 孤泥(kody) 展


本日より9/23(土)まで、
報美社主催の4人展
『くつなまい×隅田あい夏×やがみいなほ×孤泥(kody)』開催中。

・くつなまい
ヘッドフォンで音楽を聴きながら
アクリル絵の具を指で直接塗って描く色鮮やかな油絵です。
・隅田あい夏
明るく優しい色どりの風景の中に、
柔らかなシルエットで溶け込んだ
人物や動物がいる美しい色調の油絵です。
・やがみいなほ
水干絵具や岩絵具で描かれた動物たちが可愛らしい日本画。
日本画ならではの落ち着いた色合いに
動物たちの柔らかな息遣いを感じる作品です。
・孤泥~kody~
驚くほど精密なペン画。
その細かなペン画に透明水彩絵の具で彩色を施した水彩画。
近くで見るほどその緻密さに圧倒されます。

4人のアーティストそれぞれの個性を楽しめる
素敵な作品展です。

会期:  2023年9月18日(月)~9月23日(土)
時間:  11:00 ~ 19:00
      22日は20時まで / 23日は16時まで  
主催:  報美社

2023/08/20

第21回 文京ペン画淡彩会展

 
8/20(日)~8/26(土)まで、
今回で21回目を迎える、ペン画淡彩風景画作品展、
『第21回 文京ペン画淡彩展』を開催中です。
ペンの線を生かし、透明水彩絵の具で彩色する
風景画を学んでいる生徒さん達の作品展です。
緻密で繊細なペン画に、透明感のある淡い水彩絵の具を重ねて彩色した風景画。
美しい自然の風景や、見覚えのある街角の風景に、
楽しさと癒しを感じる展示会です。

今回の展示は、初めての試みをいくつかしていて
それがとても見やすく楽しい展示になっていました。
まずは、額縁のアクリル板を取り外しての展示。
これにより、外や照明の光の反射がなく見やすくなり、
細かい筆のタッチや微妙な色使いをじっくり見ることもできます。
そして、それぞれの絵にまつわるエピソードの、読みやすいフォント文字での展示。
この各々のストーリーが面白くて、旅行しているかのような気分になります。
近場だと、今度行ってみようという気持ちにさせてくれました。
作者の方々の想いが伝わる素敵な展示となっています。
さらに今回は、小さなスケッチブックの展示もあり、それが面白くて新鮮でした。
立ったまま15分で描いたという小作品も。そのスピード感と完成度に感動します。
ご本人に、スケッチブックの他のページも見せて頂くこともできました。
会場に作者の方々がいらっしゃるので、お話を伺うのも楽しく魅力的な展示会です。
是非足をお運び下さい。


会期: 8月20日(日)~8月26日(土)
時間: 11:00~17:30(最終日は15時迄)

2023/07/13

牧 孝友貴 展


本日より、報美社主催で
『牧 孝友貴 展』を開催しています。
木製パネルにペンキとアクリル絵の具で描かれた油絵作品。
ブルーを基調にした美しいグラデーションで描かれた空と
様々な色彩で表現された透明感のある水面。
空から降りそそぐ、無数の星のような、希望の粒のような
繊細に散りばめられた色とりどりのドット。
静謐さ、安寧、祈り、夢、希望を感じ、心穏やかになる作品です。
とても素敵な展示会です。
是非足をお運び下さいませ。


会期:  7月13日(木)~18日(火)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     14日(金)は20時まで・最終日は16時まで
主催:  報美社 http://gallery-st.net/

2023/07/03

手作り6人展

 本日より『手作り6人展』が始まりました。
陶芸、創作染め、裂織り・染め、ストーンジュエリー、
彫金風皮革アクセサリー、加賀ゆびぬき
様々なジャンルのアーティストの方々の合同作品展です。




















◇陶芸 / 新谷 健
大楠山の麓の横須賀市芦名に、薪窯(穴窯)を築かれた新谷さん。
山林の整地作業からはじめて、ご自身で穴窯の設計をして、レンガを8000個以上使って、
ようやく夢の芦名焼窯元『芦名夢窯』が完成したのが1年前。
そこから現地の土を集め、篩にかけ、信楽の土と配合し、陶芸用の土にする作業が始まり、
薪集めなど更に1年かけて、ようやく作品が生まれたのが、なんと一昨日のこと。
芦名の土を使って、芦名夢窯で生まれたばかりの記念すべき作品です。
穴窯のなかで灰が自然に降りかかって生まれた自然釉が美しい
小鉢やお皿、お猪口などの食器を展示。






















◇彫金風皮革アクセサリー / 小島 厚子 
皮革に金箔をほどこし、金属のように仕上げている皮革アクセサリー。
大きくゴージャスなネックレスでも、レザーなのでとても軽いため、肩が凝らず実用的。
ユニークでシャレが効いていて、思わず吹き出してしまうような作品、
有名な絵画をモチーフにした絵画シリーズ、ことわざモチーフなど
毎回アイデアの泉が枯れることのない、作者の小島厚子さん。美しい作品より、
面白い作品を作る事に情熱を燃やしています、とのこと。
身に着けることができる、唯一無二の楽しいアート作品です。






















◇ストーンジュエリー / 佐藤 タニ子 
綺麗な天然石を使った美しいアクセサリー。
配色のバランスや、デザインが絶妙です。
ネックレス・指輪・ピアス・イヤリング・ブレスレット等
身に着けるだけで装いがワンランクアップしそう。
自分で作ることができるアクセサリーキットも販売。





















◇加賀ゆびぬき / 栄森 仁美 
加賀ゆびぬきは、残った布端と絹糸を
実用的で美しい作品に生まれ変わらせた、
まさにSDG'sな日本文化の代表です。
1本1本の絹糸が隙間なく縫い詰められているので、
光の当たり具合で見られる陰影も魅力です。
古来から伝わるものからオリジナルの模様まで、
様々な模様があります。
帯どめ、小物入れ、根付、ミニ指ぬきのストラップ、
イヤリングなどのアクセサリーも。





















◇創作染め / 大平 晃司
和服の染め技術を駆使して、数回に分けて手間暇かけて染め出すという
根気のいる作業を経て作られたオリジナル作品。
ハートとパンダ、星、水滴、蓮などのモチーフをデザインしたTシャツは全て
なんと30~50回もの刷り込み工程を経て、染めるのに2時間以上かけて作られています。
前側と背中側で少しデザインを変えているところもおしゃれです。
他にも、パンダや猫などの動物をモチーフにした染物のバッグや小物入れ等、
着物の染め技術をお持ちの作者、大平さんならではの和風テイストのオリジナル作品も多数展示。





















◇裂織り / 牧野 時江 
布を細かく裂いて、それを織り物にするという
手の込んだ工程を経て作られた裂織物の財布やバッグ。
織物なのに立体感があり、若干でこぼこした手触りが
ずっと触っていたくなるような心地よい風合いを生み出しています。
他にも繊細な模様レースのブラウス、効果的にレースを使ったツーピース、
レースや風合いの違う布を染め上げたスカート等
夏にぴったりな涼し気なお洋服も多数展示販売。



手作り6人展
7/3(月)~8(土)
11:00~19:00(最終日は17:00迄)
陶芸 / 彫金風皮革アクセサリー / ストーンジュエリー
加賀ゆびぬき/ 創作染め/ 裂織り

2023/05/17

飯田 哲 ・ 江角 健治 ・ いとう さとこ 展


本日より5月22日(月)まで、
『飯田哲・江角健治・いとうさとこ 展』 
開催中です。報美社主催。


バイクで旅するスケッチャー
いとうさとこさん。
食べ物や建物、自然の風景などの身近な対象を
柔らかな輪郭と、優しい色合いで描いた水彩画です。
対象に対する優しいまなざしに
懐かしさや心の安らぎを感じる作品です。



油絵の江角健治さん。

擬人化して描かれた建物たちが
とにかく可愛らしい油絵です。
建物たちが今にも動き出しそうで、
隣同士の建物たちが
おしゃべりしている声が聞こえてきそう。
一枚一枚の絵にストーリーや人生?を感じ
どんどん想像力が広がる
楽しく素敵な絵です。


木版の飯田哲さん。
波、花、植物、雨などの自然の風景を、
木版で表現しています。
波や雨の美しさを強く感じます。
大胆な構図、繊細なグラデーションや
対比を表現した色味で、
すっきりとした印象の美しい木版画です。

22日(月)まで。是非足をお運び下さいませ。


会期:  5月17日(水)~5月22日(月)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     19日(金)は20時まで
     最終日は16時まで
主催:  報美社
http://gallery-st.net/


2023/03/27

第21回 源の會 作品展

 
本日より4/1(土)まで『第21回 源の會 作品展』開催中。
型絵染めと、陶器の美しい作品展です。

・型絵染
日本の伝統的な染色技法のひとつで、
柿渋を塗った和紙を重ねて燻し硬化させた渋紙に、
模様を彫りぬき、もち米から作られる糊で糊置きし、
彩色するという技法だそうです。
色鮮やかで美しい作品、落ち着いた色合いの渋い作品、
どれも美しく、見とれてしまいます。
・陶器
図案の絵画と、それを陶器に焼き付けた作品が一緒に展示してあり、
見事にその絵画の色合いが陶器に再現されているのを見ることが出来ます。
同じ色合いに焼き付けることはとても難しいとのこと。
可愛らしい鳩のレリーフも。

満開の桜のお花見がてら、是非お立ち寄り下さいませ。

源の會 作品展
3月27日(月)~4月1日(土)
11時~18時(最終日16時迄)
型絵染/中塚智恵 陶芸/小野栄子

2023/03/17

2人展 前田 正憲 × 平尾 武夫

 
本日より
『2人展 前田正憲×平尾武夫』
開催中です。


鮮やかなブルーが印象的な平尾武夫氏の作品。
インク、顔料、アクリル等による混合技法で描かれた
現在では入手困難な貴重な青い顔料を
使っている作品もあるとのこと。


日本画の技法で描かれた、前田正憲氏の作品。
シンプルで静謐。心がすんと落ち着く気がします。
とても素晴らしい展示会です。

靖国通りに咲き始めた桜を見ながら、
是非足をお運び下さいませ。



会期:  3月17日(金)~3月22日(水)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     17日は20時まで
     最終日は16時まで
主催:  報美社
http://gallery-st.net/