2023/05/17

飯田 哲 ・ 江角 健治 ・ いとう さとこ 展


本日より5月22日(月)まで、
『飯田哲・江角健治・いとうさとこ 展』 
開催中です。報美社主催。


バイクで旅するスケッチャー
いとうさとこさん。
食べ物や建物、自然の風景などの身近な対象を
柔らかな輪郭と、優しい色合いで描いた水彩画です。
対象に対する優しいまなざしに
懐かしさや心の安らぎを感じる作品です。



油絵の江角健治さん。

擬人化して描かれた建物たちが
とにかく可愛らしい油絵です。
建物たちが今にも動き出しそうで、
隣同士の建物たちが
おしゃべりしている声が聞こえてきそう。
一枚一枚の絵にストーリーや人生?を感じ
どんどん想像力が広がる
楽しく素敵な絵です。


木版の飯田哲さん。
波、花、植物、雨などの自然の風景を、
木版で表現しています。
波や雨の美しさを強く感じます。
大胆な構図、繊細なグラデーションや
対比を表現した色味で、
すっきりとした印象の美しい木版画です。

22日(月)まで。是非足をお運び下さいませ。


会期:  5月17日(水)~5月22日(月)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     19日(金)は20時まで
     最終日は16時まで
主催:  報美社
http://gallery-st.net/


2023/03/27

第21回 源の會 作品展

 
本日より4/1(土)まで『第21回 源の會 作品展』開催中。
型絵染めと、陶器の美しい作品展です。

・型絵染
日本の伝統的な染色技法のひとつで、
柿渋を塗った和紙を重ねて燻し硬化させた渋紙に、
模様を彫りぬき、もち米から作られる糊で糊置きし、
彩色するという技法だそうです。
色鮮やかで美しい作品、落ち着いた色合いの渋い作品、
どれも美しく、見とれてしまいます。
・陶器
図案の絵画と、それを陶器に焼き付けた作品が一緒に展示してあり、
見事にその絵画の色合いが陶器に再現されているのを見ることが出来ます。
同じ色合いに焼き付けることはとても難しいとのこと。
可愛らしい鳩のレリーフも。

満開の桜のお花見がてら、是非お立ち寄り下さいませ。

源の會 作品展
3月27日(月)~4月1日(土)
11時~18時(最終日16時迄)
型絵染/中塚智恵 陶芸/小野栄子

2023/03/17

2人展 前田 正憲 × 平尾 武夫

 
本日より
『2人展 前田正憲×平尾武夫』
開催中です。


鮮やかなブルーが印象的な平尾武夫氏の作品。
インク、顔料、アクリル等による混合技法で描かれた
現在では入手困難な貴重な青い顔料を
使っている作品もあるとのこと。


日本画の技法で描かれた、前田正憲氏の作品。
シンプルで静謐。心がすんと落ち着く気がします。
とても素晴らしい展示会です。

靖国通りに咲き始めた桜を見ながら、
是非足をお運び下さいませ。



会期:  3月17日(金)~3月22日(水)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     17日は20時まで
     最終日は16時まで
主催:  報美社
http://gallery-st.net/



2023/03/06

ジャン・モワラス展

 
本日より3/12(日)まで、ギャラリー藤井主催で
『ジャン・モワラス展』開催中です。

ジャン・モワラス(抽象画・幻想具象画)
パリ美術学校出身のフランスの画家で、
国内外での絵画展を多く行っています。
モントリオール万博での彫刻制作の経験を経て、
数々の絵画賞に輝いています。

モデリングペースト(盛り上げ材)と
アクリル絵の具の2種類を用いた
ミクストメディアが特徴。


モデリングペースト(盛り上げ材)に
顔料を加えた下地をキャンパスに塗り
乾かないうちに刻み込むようにデッサンを施し、
アクリル絵の具で彩色します。
彫刻のような立体感と、
鮮やかな色合いの抽象画部分、
そして一部に具象画を描いた
独特の画法に目を奪われます。

今回、2人の新人画家
トラモーニとアンリの作品も展示しています。
是非お立ち寄り下さいませ。

ジャン・モワラス展
会期:3/6(月)~12(日)
時間:10:30 ~ 18:30 (初日は13時より・最終日は17時迄)
主催:ギャラリー藤井

2023/03/01

法政大学カメラ部 一年生展

 
本日より3/5(日)まで
『法政大学カメラ部99期 一年生展』開催中。
法政大学のカメラ部、約20名の1年生による写真展です。

撮影方法を工夫して芸術的に仕上げた作品、
日常の一コマを美しく切り取った作品、
秀逸なタイトルで違った視点を加えた作品、
旅先の美しい景色のパンフレットのような作品、
対象への愛情を感じる作品。

どれも素敵な写真です。
是非足をお運び下さいませ。




法政大学カメラ部99期
一年生展
2023/3/1(水)-3/5(日)
11:00-19:00 (初日15時から最終日17時迄)

2023/02/22

若林奈穂 / 鹿取美希 / 石島小夏 展

 

『若林奈穂 / 鹿取美希 / 石島小夏 展』

本日より開催中。報美社主催。
才能ある若手アーティスト達の合同作品展です。

若林奈穂(水彩)
横断歩道や階段などをテーマに
品の良い色合いで描かれた若林奈緒さんの水彩画は
カフェや自宅のちょっとしたインテリアポイントにピッタリ。
作品全体に見られる落ち着いた茶色は、
コーヒーで発色しているそうで、
作品に素敵な趣を与えています。

鹿取美希(日本画)
ダイビングが好きだいう作者が
海の生き物を日本画で描いた作品が
中心となっています。
幻想的で美しいクラゲ。
ごんずい、タツノオトシゴ、ウツボ。
魚なのに表情豊かに感じるのは不思議です。
クラゲと花をモチーフにした和柄の作品は、
お着物のような赤の背景で色とりどりに描かれていて
お正月やおめでたい席にピッタリ。
ひときわ目を惹きます。
どの作品もとても素敵です。

石島小夏(アクリル絵の具)
カラフルで鮮やかな発色で描かれた作品からは
明るいパワーやエネルギーを感じます。
指で描いたり、破いて貼ったり、
自由な創造力あふれる作品です。

才能あふれる3人の画家達による素晴らしい作品展。
是非足をお運び下さいませ。

『若林奈穂 / 鹿取美希 / 石島小夏 展』
2023年2月22日(水)~27日(月)
11:00~19:00
24日(金)は20時まで。
27日(月)は16時まで。
主催:報美社

2023/02/13

乙丸哲延 個展 油彩画小品・水彩画

 
本日より2/18(土)まで、
『乙丸哲延 個展』開催中です。

乙丸哲延氏は、1948年に東京に生まれ、
東京藝術大学美術学部を卒業後、
フランス政府給費留学生として渡仏されました。
国立パリ美術学校に入学され、
帰国後は精力的に個展・グループ展を開催。
絵画教室の講師としてもご活躍されています。

今回の個展では、
油彩画・水彩画の両方で描かれた
美しい風景画を中心に、人物画も数点展示。
是非、足をお運び下さいませ。

乙丸哲延個展
油彩画小品・水彩画
2023年2月13日(月)~2月18日(土)
11時~18時半(最終日 16時迄)

2023/02/06

藤田 嗣治 展



本日より
 2月11日(土)まで、ギャラリー藤井主催
藤田嗣治展を開催しています。

細く美しい描線と乳白色を特色としたわずかな色彩で、
猫と女性を得意な画材とした独特の絵を書き続けた
パリ派の代表的な画家、藤田嗣治の作品を数多く展示しています。

現在においても、パリで最も有名な日本人画家の一人であり、
明治以降の日本人芸術家で藤田嗣治ほどの成功を
海外で収めたものはいません。


藤田の自画像や、女性、猫、風景画
子どもの絵など多く集めて展示しています。

貴重な素晴らしい作品を
間近でじっくり鑑賞することができます。
会期は一週間。是非足をお運びくださいませ。



藤田嗣治展
2月6日(月)~2月11日(日)
10:30~18:30(最終日17:00迄)

2023/02/02

フェアアイルセーター展 「Embark」 ten old

本日より2/5(日)まで、ten old のフェアアイルセーター展『Embark』開催中です。
貴重なシェトランド羊の毛から紡がれた毛糸を使って手編みで作られた
手袋・バッグ・小物入れ・セーター・ブランケット等、多数展示。
風合いの柔らかさ、色合いやデザインの美しさに目を奪われます。
驚くほど素敵な展示会です。

初日のオープン直後から、多くのお客様で賑わっておりますので、
品揃えの豊富なうちの早めのご来場をおすすめします。
キットの販売もあります。

Embark  ten old  フェアアイルセーター展
会期:  2023年2月2日(木)~2月5日(日)
時間:  11:00 ~ 17:00
主催:  横山由可

2023/01/23

手作り6人展 2023

本日より1月28日(土)まで『手作り6人展』開催中です。
陶芸・帽子・彫金風皮革アクセサリー・絵付け陶器・手織り・手作り香と
ジャンルは様々で、どれも本当に素敵な作品揃いの展示会です。

・陶芸 /  小島亜紀子
古信楽の少しジャリ感のある白土を使い、
かき落としという伝統技法で作られた作品。
『かき落とし』とは、成形した土の上から化粧土を塗り
色付けした後に、工具で表面を彫って
部分的に素地の土の色を出し、模様にする技法です。
非常に手間のかかる工程を経て作られた作品はデザインも秀逸。
連続する模様の広がりと、あえて残した空白とが、
それぞれの器に美しくおさまっています。
手に取ってみると、彫りの部分の凹凸を指先に感じて心地良く、
実用品としても、鑑賞用のオブジェとしても優れた作品です。
食卓の風景をワンランクアップしてくれる陶器です。


・帽子 /  大谷有未
日常がわくわくするような、個性的な形のオリジナル帽子。
デザイン・縫製まですべて作者の大谷さんが手がけています。
オリジナルデザインの素敵なフエルト帽子には、
兎毛フエルトが使われているとのこと。
うさぎの毛のフエルトは柔らかく暖かくて、
北欧などの寒い地域では、よく帽子に使われている素材だそうです。
ベレー帽、ニット帽、身に着けると気持ちが明るくなりそうな、
どれもお洒落で素敵なフォルムの帽子です。
ストールとセットで身に着けるとおしゃれ度もアップしそうです。


・手織り / 徳永由美
毎回、新しく素敵なデザインの作品を生み出す
とてもセンスの良い作者の徳永さん。
自作の手織り布をパッチワークして作られた、
小物入れ、バッグ、洋服、ストール、アクセサリー等
どれもデザインが秀逸で本当に素敵です。
手織り布の質感は、見た目も色合いも手触りも良く、
パッチワークで織の種類と向きが違うものが、
絶妙な配色バランスで組み合わされています。
実は内側の布もとても可愛らしいので、
是非お手に取ってご覧になって下さい。
色合い、デザイン、素材感、トータルバランスが素晴らしい作品です。





・手作り香 / 竹中まや
和の香りをイメージして、
蓮の葉などの葉っぱで作られたボタニーペインティング作品や、
和菓子をデザインした飾り香など、オリジナル調香の手作り香。
生活に溶け込む天然の香りの和のアロマテラピーです。
調香体験できるのは、円錐香作り(¥3000)です。
自分好みの香りを作ってみたい方、
お香の香りに癒されたい方、好みの香りを見つけてみたい方、
面白そうやってみたいという方、
是非体験してみて下さい。
・彫金風皮革アクセサリー / 小島厚子
皮革に金箔をほどこし、金属のように仕上げている皮革アクセサリー。
皮革加工は、皮の繊維の向きによって、
加工後に変形してしまうことがあるけれど繊維の向きは見えない為、思った通りに仕上がるかどうかは、最後までわからないとのこと。さらに金箔をほどこすのがとても手間のかかる作業で、ひとつの作品を完成させるまでに、全ての工程を終えるまでなんと1週間かかるそうです。
大きくてゴージャスな作品でも、レザーなのでとても軽く実用的。
ユニークでシャレが効いていて、ニヤリと笑えるような作品や
有名な絵画をモチーフにしたシリーズ、ことわざ・四字熟語モチーフ、
冬のモチーフのミトン、雪だるま、スケート、おもちなど
美しい作品より、面白い作品を作る事に情熱を燃やしています、
という作者の小島さんのお話を聞くのも楽しいひとときです。
美しい(もしくは楽しい)アート作品を身に着けたい方、オンリーワンをお好みの方、おすすめです!

・絵付け陶器 / ひたき工房
白い器に11つ手描きで鳥や動物たちが描かれています。
全て手描きですので、同じものはありません。
写実的にリアルに描かれた作品と、可愛らしくデフォルメされた作品、どちらも素敵です。
子供用のお茶碗には、底に「おいしかった~?」「おなかいっぱい?」とメッセージが!
食べ終わると出てくる子供にはうれしいデザインです。
どれも作者の方の動物への愛情と、使う方への愛情を感じる素敵な作品です。



手作り6人展
2023年1月23日(月)~28日(土)
11:00~19:00 (最終日は17時迄)
・陶芸 / 小島亜紀子
・帽子 / 大谷有未
・手織り / 徳永由美
・手作り香 / 竹中まや  
・彫金風皮革アクセサリー / 小島厚子  
・絵付け陶器 / ひたき工房  

2023/01/16

藤田嗣治 展


本日より 1月22日(日)まで、
ギャラリー藤井主催
藤田嗣治展を開催しています。


細く美しい描線と乳白色を特色としたわずかな色彩で、
猫と女性を得意な画材とした独特の絵を書き続けた
パリ派の代表的な画家、
藤田嗣治の作品を数多く展示しています。


現在においても、パリで最も有名な日本人画家の一人であり、
明治以降の日本人芸術家で藤田嗣治ほどの成功を
海外で収めたものはいません。


今回の展示会では、
子どもの絵を多く集めて展示しています。
ちょっと不機嫌だったり、誰かを睨んでいたり、
何かを企んでいそうだったり、ただ愛らしいだけではなく、
「そうそう、子供ってこんな表情する瞬間あるよね!」と
大いに共感できます。でもそこも可愛く愛すべき子供たち。
藤田らしい子供の描写だと感じます。

また、珍しい日本画風の絵は、
ジャン・コクトーの旅行記の挿絵として藤田が描いた作品です。
世界一周旅行をしていたジャン・コクトーが来日した際に
友人である藤田が日本を案内したそうです。
相撲・歌舞伎・落語等、日本ならではの様々な体験をしたことが
この挿絵から見てとれます。


貴重な素晴らしい作品を
間近でじっくり鑑賞することができます。
会期は一週間。是非足をお運びくださいませ。


藤田嗣治展
1月16日(月)~1月22日(日)
10:30~18:30(最終日17:00迄)

2023/01/06

桂木絢女 _hirosato_ 佐藤かな 展

本日より、報美社主催
『桂木絢女  _hirosato_  佐藤かな 展』開催中です。


・桂木絢女
大正ロマン風の美しい女性を、日本画手法で描いた作品。
花と女性を一緒に描いた作品が多数あり、
それぞれの花のイメージと女性がピッタリ合っていて素敵です。




・_hirosato_
もともとサーファーである作者が、油絵で海を描いた作品。
深い青、透明感ある青、白く輝く光、水面や波の泡立ち。
まるで自分が海の中にいるような感覚になります。



・佐藤かな(ウッドバーニング)
ペンの形の電熱器で焦がしながら線にしていく技法。
アクリル絵の具をしみこませ、木目を浮きだたせメディウムで表面を整えます。
非常に繊細な線で描きこまれていて見事です。



桂木絢女  _hirosato_  佐藤かな 展
2022年1月6日(金)~11日(水)
11時~19時 6日は20時迄、最終日は16時迄