2025/09/12

2025 PRE Exhibition & Market

本日より「2025 PRE Exhibition & Market」開催中。
イラスト×インテリアをコンセプトにしたブランド
「イラステリア」初の展示・販売会です。
独自の技術による奥行き表現で作成した
ミラー・ガラスアートにご注目ください。
人気作家と出会える貴重な作品展、是非ご来場ください。

イラストレーター(順不同)
•ran9u  @ran9u
•めめっぽ @memeppooo
•古弥月 @Koh_rd
•びねつ @eco_co3
•みきさい @mikisaidayo
•雪丸ぬん @mo_9x9
•ミュシャ @misa_chainchroA
•しな @Shinanashina



会期:9/12(金)~9/15(月・祝)
時間:11:00-19:00  (最終日は15:00まで)
企画:イラステリア
主催:(株)エンベロープ



2025/07/17

牧考友貴 個展 many thanks

 
本日より、報美社主催で
『牧孝友貴 個展 many thanks』を開催しています。

木製パネルにペンキとアクリル絵の具で描かれた油絵作品。
ブルーを基調にした美しいグラデーションで描かれた空と
様々な色彩で表現された透明感のある水面。

空から降りそそぐ、無数の星のような、希望の粒のような
繊細に散りばめられた色とりどりのドット。

静謐さ、安寧、祈り、夢、希望が伝わり
心穏やかになる作品です。

とても素敵な展示会です。
是非足をお運び下さいませ。


会期: 7月17日(木)~22日(火)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     金曜日は20時まで・最終日は16時まで
主催:  報美社 http://gallery-st.net/

2025/07/07

手作り6人展

 7/7(月)から7/12(土)まで『手作り6人展』開催中です。
陶芸、創作染め、裂織り・染め、ストーンジュエリー、
彫金風皮革アクセサリー、加賀ゆびぬき
様々なジャンルのアーティストの方々の合同作品展です。


◇陶芸 / 新谷 健
大楠山の麓の横須賀市芦名に、山林の整地作業・設計・建築まで、全て新谷さんご自分で手掛けた穴窯『芦名夢窯』で生まれた作品を多数展示。
芦名の土を集め、篩にかけ、信楽の土と配合し、陶芸用の土にする作業を経て、穴窯のなかで灰が自然に降りかかって生じた自然釉がとても美しい作品となりました。
小鉢やお皿、花瓶、お猪口などの芦名夢窯で生まれた実用的かつ美しい陶芸作品です。


◇彫金風皮革アクセサリー / 小島 厚子 
皮革に金箔をほどこし、
金属のように仕上げている皮革アクセサリー。
大きくゴージャスなネックレスでも、
レザーなのでとても軽いため、肩が凝らず実用的。
ユニークでシャレが効いていて、
思わず吹き出してしまうような作品、
有名な絵画をモチーフにした絵画シリーズ、ことわざモチーフなど
毎回アイデアの泉が枯れることのない、作者の小島厚子さん。

美しい作品より、面白い作品を作る事に情熱を燃やしています、
との言葉に納得。
身に着けることができる、唯一無二の楽しいアート作品です。
制作にまつわる逸話もとても面白いので、
是非お話を伺ってみて下さい。




◇ストーンジュエリー / 佐藤 タニ子 

綺麗な天然石を使った美しいアクセサリー。
配色のバランスや、デザインが絶妙です。
ネックレス・指輪・ピアス・イヤリング・ブレスレット等
身に着けるだけで装いがワンランクアップしそう。
夏をテーマにした涼しげで可愛らしい作品もたくさんあります。

初心者の方向けの制作キットも販売しています。









◇加賀ゆびぬき / 栄森 仁美 
加賀ゆびぬきは、残った布端と絹糸を
実用的で美しい作品に生まれ変わらせた、
ものを大切にする素敵な日本文化を象徴する作品です。
1本1本の絹糸が隙間なく縫い詰められているので、
光の当たり具合で見られる陰影も魅力です。
古来から伝わるものからオリジナルの模様まで、
様々な模様があります。

帯どめ、小物入れ、根付、ミニ指ぬきのストラップ、
アクセサリー等、実用的で美しい様々な作品を展示販売。
首回りが敏感な方や、汗をかく暑い季節におススメなのが
お洋服の襟につける『襟ネックレス』
襟にクリップでつけるネックレスで、
とても素敵なアイデアだと思いました。




◇創作染め / 大平 晃司
和服の染め技術を駆使して、数回に分けて手間暇かけて染め出すという
根気のいる作業を経て作られたオリジナル作品。
ハート、パンダ、星、水滴などのモチーフをデザインしたTシャツは全て
なんと30~50回もの刷り込み工程を経て、染めるのに2時間以上かけて作られています。前側と背中側でデザインが繋がっているのも素敵なので是非裏側もご覧になってみてください。
涼し気なペンギン・シロクマ・フラミンゴ・ウミガメなど夏にぴったりの作品や、ユーモラスな表情をした馬、トラ、キリン、ゴリラ、ブタなど動物たちををモチーフにした作品、見ていると思わず笑顔になってしまいます。
着物の染め技術をお持ちの作者、大平さんならではの和風テイストのオリジナル作品を多数展示。
動物たちへの愛を感じます。





◇裂織り / 牧野 時江 

布を細かく裂いて、それを織り物にするという
手の込んだ工程を経て作られた裂織物の財布やバッグ。
織物なのに立体感があり、若干でこぼこした手触りが
ずっと触っていたくなるような心地よい風合いを生み出しています。
手間と愛情を感じる温かみのある作品です。

さらに繊細な模様レースのブラウス、
効果的にレースを使ったツーピース、
レースや風合いの違う布を丁寧に染め上げたスカート等
夏にぴったりな涼し気なお洋服も多数展示販売。







手作り6人展
7/7(月)~7/12(土)
11:00~19:00(最終日は17:00迄)
☆金曜18時からはアコースティックギターLIVE☆
陶芸 / 彫金風皮革アクセサリー / ストーンジュエリー
加賀ゆびぬき/ 創作染め/ 裂織り

2025/05/29

ギャラリー青珠 特別販売会

山梨県北杜市にある、京都の清水焼を扱う
「うつわと珈琲 ギャラリー青珠」さんによる
特別販売会を本日より6/5(木)まで開催しております。


上質なデザインと鮮やかな色合い、
使い勝手も良く丈夫で軽い清水焼は
いつものお料理を特別なご馳走にしてくれます。
箸置きや醤油さしなどの小物も充実。
とても素敵な陶器が揃っていますので、
是非実際手に取ってご覧ください。
一部店頭にセール品も。


そして数々の賞を受賞し、国内外で高く評価されている
漆芸と日本画の革新的な融合技法で人々を魅了する
大沢拓也さんの日本画も多数展示。

空間を格式高く演出してくれています。

他にも、書の展示や
美しい宝石のアクセサリーの展示販売もあります。
通常よりお求めやすく展示販売しています。

初日のオープン直後から、
多くのお客様で賑わっておりました。
会期は6/5(木)までですが、
なるべくお早目の来場をおすすめいたします。


ギャラリー青珠 特別販売会
会期 5/29(木)~6/5(木)
時間 12:00-18:00
主催 ギャラリー青珠


2025/05/22

飯田哲 / 江角健治 / いとうさとこ 展



本日より5月27日(火)まで、
『飯田哲・江角健治・いとうさとこ 展』 
開催中です。報美社主催。

木版の飯田哲さん。
波、花、植物、雨などの自然の風景を、
木版で表現しています。
波や雨の美しさを強く感じます。
大胆な構図、繊細なグラデーションや
対比を表現した色味で、
すっきりとした印象の美しい木版画です。






油絵の江角健治さん。
ちょっぴり傾いていたり、絶妙になバランスで歪んでいたりして
それがまるで建物が擬人化されているように見えます。
今にも動き出しそうな、隣同士でお喋りしてそうな、
とにかく可愛らしい建物たちの油絵。
見ていると思わず話しかけたくなり、
今まで見てきたことを聞かせてとお願いしたくなって、
ホントはこの建物たち、夜中にこっそり散歩してるんじゃない?
なんて色んなストーリーを思い巡らせてしまうような
不思議な魅力がある作品たちです。
バイクで旅するスケッチャー
いとうさとこさん。
食べ物や建物、自然の風景などの身近な対象を
柔らかな輪郭と、優しい色合いで描いた水彩画。
対象に対する優しいまなざしに
懐かしさや心の安らぎを感じる作品です。



会期:  5月22日(木) ~ 5月27日(火)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     23日(金)は20時まで
     最終日は16時まで
主催:  報美社 http://gallery-st.net/ 

2025/05/12

堀田ルミ子 個展

 
『堀田ルミ子 個展』
本日より5/18(日)まで開催中。

春夏秋冬の東京の風景や
旅先の美しいヨーロッパの風景を
水彩画で描いた作品を多数展示。

東京の見覚えのある風景画を眺めていると
気持ちの良い日に散歩しているような心もちに。

堀田ルミ子 個展
会期:2025年5月12日(月) ~5月18日(日)
時間:11:00 ~ 19:00 


堀田ルミ子
美術家。東京に生まれ、その後佐賀市で育つ。佐賀大学教育学部特設美術科卒業後上京し、株式会社博報堂で商品デザイン等を担当。1971 年、堀田デザイン研究所設立。1980 年代より「東京風景」をテーマに風景画や植物画を制作。1994 年、東京都公園風景画コンクール優秀賞受賞。書籍の表紙画制作や個展多数。現在、都内で「アートクラブゆりのき」を主宰。日本空間デザイン協会会員、熱帯動植物友の会会員。

2025/04/25

 桂木絢女 / 前嶋望 / 金子顕司 展


本日より報美社主催
『桂木絢女 / 前嶋望 / 金子顕司 展』開催中。


 桂木絢女 (日本画)

大正ロマン風の美しい女性を
日本画手法で描いた作品。
花と女性を一緒に描いた作品が多数あり、
それぞれの花のイメージと
女性たちの雰囲気がマッチしていて素敵です。



前嶋 望 

油彩・水彩・アクリル絵の具・色鉛筆で
板に直接描く前嶋さんの画法。
くっきりとして深みのある黒の背景が、
植物、鳥類、爬虫類、哺乳類などの
幻想的かつリアルな対象物とのコントラストを際立たせ
神秘的な雰囲気の作品となっています。






金子顕司 (油彩)

恐竜やウミガメ、メカニックな生き物、カフェでお茶したり、パスタを食べたり、
まるで人間のような動物たちの様子が
ユーモラスに描かれた油彩画。
そのまま絵本になりそうな世界観です。


桂木絢女 / 前嶋望 / 金子顕司 展
4月25日(木)~ 30(火)
11:00-19:00 
(金曜日は20時、最終日は16時まで)

2025/04/16

写真展 ~勿忘草~

 
本日4/16(水)から4/21(月)まで、
写真展~勿忘草~開催中。

「龍」にまつわる伝説や物語から着想を得た
イメージを基に撮影した作品。

初日から多くの方が来場していました。

入場料1000円。
最終日は16時まで。





モデル:松田凌
写真:NORI
ヘアメイク:GAKU
衣装:伊藤摩美

開催時間
4/26(水)     13:00-19:00
4/17(木)~20(日)  11:00-19:00
4/21(月)     11:00-16:00




2025/03/25

藤田嗣治展

 
本日より 3月31日(月)まで、ギャラリー藤井主催
藤田嗣治展を開催しています。

細く美しい描線と乳白色を特色としたわずかな色彩で、
猫と女性を得意な画材とした独特の絵を書き続けた
パリ派の代表的な画家、藤田嗣治の作品を数多く展示しています。

現在においても、パリで最も有名な日本人画家の一人であり、
明治以降の日本人芸術家で藤田嗣治ほどの成功を
海外で収めたものはいません。

今回の展示会では、子どもの絵、猫の絵、日本画風と様々な作品を
全部で48点展示しております。

ちょっと不機嫌だったり、誰かを睨んでいたり、
何かを企んでいそうだったり、ただ愛らしいだけではない
藤田らしい描写で子供を描いた作品。

ジャン・コクトーの旅行記の挿絵として藤田が描いた日本画風の作品。
世界一周旅行をしていたジャン・コクトーが来日した際に
友人である藤田が日本を案内した時の様子です。
相撲・歌舞伎・落語等、日本ならではの様々な体験をしたことが
この挿絵から見てとれます。

貴重な素晴らしい作品を
間近でじっくり鑑賞することができます。
会期は一週間。是非足をお運びくださいませ。

藤田嗣治展
3月25日(火)~3月31日(月)
11:00~19:00(最終日17:00迄)

2025/03/19

鈴木久美子 前田正憲 展

 
本日より
報美社主催の絵画展
『鈴木久美子 / 前田正憲 展』
開催中です。




鈴木久美子
アルコールインクやレジンで描いた抽象アート作品。
心でとらえた光の形、色、リズムなど、
命が内包している光のようなものを表現。
鮮やかで爽やかな色彩から自由と喜び、
そして溢れる生命力を感じる作品です。

前田正憲
日本画の技法で描く
色使いを抑えたシンプルかつ静謐な絵画からは、
不思議と「静寂の音」が聴こえてくるような気がします。
心落ち着く作品です。

鮮やかな色づかいと抑えた色づかい、
正反対の作風ながらどちらも五感に訴えかけてくる作品です。
是非足をお運び下さいませ。



会期:  3月19日(水)~3月24日(月)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     金曜日は20時まで
     最終日は16時まで
主催:  報美社
http://gallery-st.net/

2025/03/10

法政大学カメラ部 一年生展


法政大学カメラ部 一年生展
本日より開催中です。

法政大学の一年生カメラ部員約15名のみなさんの
それぞれの思い出の風景、心を動かされた光景、
残したい一瞬を切り取った作品が多数展示されています。
1枚1枚にストーリーがあり、キャプションを読みながら
じっくりと楽しみたい写真展です。
3月15日土曜日まで。

2025年3月10日(月)~15日(土)
11:00~19:00 (最終日17:00迄)
主催:法政大学カメラ部

2025/02/20

若林奈穂 / 野中梨恵 / 鹿取美希 展


『若林奈穂 / 野中梨恵 / 鹿取美希 展』

報美社主催で本日より開催中。
才能ある若手アーティストの合同作品展です。


若林奈穂(水彩)
横断歩道や階段などの街の風景からイメージを構築し、
品の良い色合いで描かれた水彩画。
カフェや自宅のインテリアポイントにピッタリ。
作品全体に見られる落ち着いた茶色は、
コーヒーで発色しているそうで、
作品に素敵な趣を与えています。







野中梨恵(立体)
瓦礫の再生という概念を立体的に表現した作品。
一見無秩序に見える瓦礫の中から、新たな秩序や意味を見出し
他者に破壊されても、美しく再生していける
という作者のメッセージが込められています。












鹿取美希(日本画)
海の生き物を美しく幻想的に描いた日本画。
ダイビング好きの作者が描く、
鯨、トビウオ、クラゲなどの海の生き物たちは
幻想的でもあり、同時に声や水音まで聞こえてきそうな生命感を感じます。


才能あふれる作家たちによる素晴らしい作品展。
是非足をお運び下さいませ。

『 若林奈穂 / 野中梨恵 / 鹿取美希 展』
2025年2月20日(木)~25日(火)
11:00~19:00
金曜日は20時まで。
最終日は16時まで。
主催:報美社

2025/02/15

第4回 金継ぎ教室 淘 展覧会


暮らしの中に金継ぎという仕種を取り入れる提案している
金継ぎ教室『淘』の展覧会。
本日より2/17(月)まで開催しております。
 
金継ぎは、日本に古くから伝わる器の修理方法です。
茶の湯が盛んになった室町の頃からはじまり、
桃山時代に盛んになったとされますが、
縄文時代の出土品の中にも漆で直した器が見られます。
日本には漆の木から採れた樹液を接着剤や塗料として
使用してきたという古い歴史があるのです。
欠けてしまったところに金を蒔いて仕上げるという
大胆な発想は外国ではあまり見られません。
日本には古来より、欠損を修復することにより
新たな景色を生み出し愛でるという知恵があるのです。



大切にしていた器、思い入れのある器を
うっかり割ってしまった経験は、
どなたにでもあることだと思います。
それを捨てずに修復し、美しく生まれ変わらせ
大切に使い続けるという心は、
モノに対する深い愛情を持つ日本人の美徳のひとつ。
修復をとおして器や欠損に向き合うことは、自分の内面と向き合うことなのかもしれません。
という金継ぎ教室『淘』の代表 平野君子さんのコメントは
日本の金継ぎという文化の本質を突いているように思います。
 
金継ぎによってより良く生まれ変わった陶器がたくさん展示されています。
一部、販売も有り。金継ぎにご興味がある方、是非足をお運び下さいませ。

金継ぎ教室 淘 展覧会
2/15(土) ~ 2/17(月)
11:00~17:00 (最終日は16時まで)
 

2025/01/30

tenold フェアアイルセーター展2025 「trails -トレイルズ-」

本日より2/2(日)まで、
ten old のフェアアイルセーター展 2025『trails』開催中です。

貴重なシェトランド羊の毛から紡がれた毛糸を使って手編みで作られた
手袋・バッグ・小物入れ・セーター・ブランケット等、多数展示。
風合いの柔らかさ、色合いやデザインの美しさは秀逸です。

フェアアイルを編むのは、長く、いろんなことが起きる「trail(小道)」を、
一歩ずつ進むごとしです。皆さまそれぞれのニッティングスタイルで楽しんでもらえる、編む喜びを感じられるフェアアイルデザインでお待ちします。

 これまでの「trails(足跡)」でもあるten old 初期作品を数点、
新しい解釈でよみがえらせました。
もちろん新作フェアアイルも登場します。
キットの販売もございます。









Embark  ten old  フェアアイルセーター展
会期:  2025年1月30日(木)~2月2日(日)
時間:  11:00 ~ 17:00
主催:  横山由可
ten old -Fair Isle knitting gallery-

2025/01/21

手作り6人展 2025

1月25日(土)まで『手作り6人展』開催中です。
陶芸・帽子・彫金風皮革アクセサリー・絵付け陶器・手織り・加賀指ぬき 
様々なジャンルのクリエイターが集うとても素敵な作品ぞろいの展示会です。


・陶芸 /  小島亜紀子
古信楽の少しジャリ感のある白土を使い、
かき落としという伝統技法で作られた作品。
『かき落とし』とは、成形した土の上から化粧土を塗り
色付けした後に、工具で表面を彫って
部分的に素地の土の色を出し、模様にする技法です。
非常に手間のかかる工程を経て作られた作品はデザインも秀逸。
連続する模様の広がりと、あえて残した空白とが、
それぞれの器に美しくおさまっています。
手に取ってみると、彫りの部分の凹凸を指先に感じて心地良く、
実用品としても、鑑賞用のオブジェとしても優れた作品です。
食卓の風景をワンランクアップしてくれる陶器です。



・帽子 /  大谷有未
日常がわくわくするような、個性的な形のオリジナル帽子。
デザイン・縫製まですべて作者の大谷さんが手がけています。
オリジナルデザインの素敵なフエルト帽子には、
兎毛フエルトが使われているとのこと。
うさぎの毛のフエルトは柔らかく暖かくて、
北欧などの寒い地域では、よく帽子に使われている素材だそうです。
ベレー帽、ニット帽、キャスケット。
どれも身に着けるとおしゃれ度がグンとアップします。
細かいところまで計算しつくされたデザインと、
内側や見えない部分までこだわりのある、とても素敵な作品です。


・彫金風皮革アクセサリー / 小島厚子
皮革に金箔をほどこし、金属のように仕上げている皮革アクセサリー。
皮革加工は、皮の繊維の向きによって、
加工後に変形してしまうことがあるけれど繊維の向きは見えない為、思った通りに仕上がるかどうかは、最後までわからないとのこと。さらに金箔をほどこすのがとても手間のかかる作業で、ひとつの作品を完成させるまでに、全ての工程を終えるまでなんと1週間かかるそうです。
大きくてゴージャスな作品でも、レザーなのでとても軽く実用的。
ユニークでシャレが効いていて、ニヤリと笑えるような作品や
有名な絵画をモチーフにしたシリーズ、ことわざ・四字熟語モチーフ、
食べ物、生き物、神様など、身に着けて楽しい作品がたくさんあります。
美しい作品より、面白い作品を作る事に情熱を燃やしています、
という作者の小島さんのお話を聞くのも楽しいひとときです。
美しい(もしくは楽しい)アート作品を身に着けたい方、オンリーワンをお好みの方、おすすめです!


・手織り / 徳永由美

毎回、新しく素敵なデザインの作品を生み出す
とてもセンスの良い作者の徳永さん。
自作の手織り布をパッチワークして作られた、
小物入れ、バッグ、洋服、ストール、アクセサリー等
どれもデザインが秀逸で本当に素敵です。
手織り布の質感は、見た目も色合いも手触りも良く、
パッチワークで織の種類と向きが違うものが、
絶妙な配色バランスで組み合わされています。
またモノトーンのストールもシンプルながらデザインが最高でした。
色合い、デザイン、素材感、トータルバランスが素晴らしい作品です。


加賀ゆびぬき / 栄森 仁美 

加賀ゆびぬきは、残った布端と絹糸を
実用的で美しい作品に生まれ変わらせた、
まさにSDG'sな日本文化の代表です。
1本1本の絹糸が隙間なく縫い詰められているので、
光の当たり具合で見られる陰影も魅力です。
古来から伝わるものからオリジナルの模様まで、
様々な模様があります。


帯どめ、小物入れ、根付、ミニ指ぬきのストラップ、
イヤリングなどのアクセサリーの他、アクセサリ―キットも販売。






・絵付け陶器 / ひたき工房

白い器に11つ手描きで鳥や動物たちが描かれています。
全て手描きですので、同じものはありません。
写実的にリアルに描かれた作品と、可愛らしくデフォルメされた作品、
和風に仕上げた作品、どれも素敵です。
子供用のお茶碗には、
底に「おいしかった~?」「おなかいっぱい?」とメッセージが!
食べ終わると出てくる子供にはうれしいデザインです。
どれも作者の方の動物への愛情と、
使う方への愛情を感じる素敵な作品です。






手作り6人展
2025年1月20日(月)~25日(土)
11:00~19:00 (最終日は17時迄)
・陶芸 / 小島亜紀子
・帽子 / 大谷有未
・手織り / 徳永由美
・加賀指ぬき/ 栄森仁美  
・彫金風皮革アクセサリー / 小島厚子  
・絵付け陶器 / ひたき工房