2025/11/24

まきしまくん / GAI / 内藤千春 展

 本日より、報美社主催のグループ展
『まきしまくん / GAI / 内藤千春 展』開催中です。

まきしまくん
まるっこくて愛くるしい動物たちの肖像画や、
彼らが生き生きと生活している様子が描かれています。
丸いキャンパスに、まるっこい動物たちがぴったりとおさまって、とにかく可愛い。
幸せを感じる世界観です。

GAI
超絶細かい絵柄をミリペンで丁寧に描いたモノクロ作品。
羽の一本一本まで細かく描かれた、鶏や梟などの鳥類。
髪の毛、表情、デザインのカッコよさに痺れる人物画。
モノクロで描かれたミリぺンの細かさに驚かされますが、
構図の美しさ、対象物の造形のカッコよさに
改めて気づかされるクールな作品です。

内藤千春
静寂を感じる世界と、リアルでどこか品のある動物や鳥たち。
毛や羽の一本一本の柔らかさが伝わってくるような、
とても丁寧なタッチで描かれています。
生きものたちに息遣いまで感じられるようなリアルさと
神秘的な雰囲気が感じられる油絵です。

まきしまくん / GAI /  内藤千春 展
会期:  2025年11月24日(月)~11月29日(土)
時間:  11:00 ~ 19:00金曜日20:00まで ・最終日17:00まで  
主催:  報美社  
http://gallery-st.net/

 

 
   

2025/11/09

墨ART展 ~墨に惹かれ墨を愛でるBLACK WORLD~

 
『墨ART展 ~墨に惹かれ墨を愛でる BLACK WORLD~』本日より11/16(日)まで開催中。
墨の美しさを愛でる三人が墨の可能性に挑戦します。
三者三様のSUMI表現に加え『馬』『武者絵』『落語』をテーマに墨絵で描き比べるという斬新で面白い企画であり、それぞれの作品レベルが非常に高く見応えがあります。

墨絵画家の涌井陽一さんの、躍動感・疾走感あふれる墨絵からは、風の強さやスピード、水しぶき、馬が駆ける蹄の音の大きさ、そんな五感に訴えかける勢いと迫力が伝わってきて
思わず惹き込まれ見入ってしまいます。

イラストレーターの安田雅章さんの墨絵人物画は、ユーモラスで人間味あふれていて、とても魅力的です。
それぞれの表情やポーズが絶妙に可笑しくて笑ったり、構図の素晴らしさに唸ったり、セリフやタイトルの秀逸さに共感したり、作品から見る人の色々な感情を引き出してくれます。

絵本画家の水野ぷりんさんの墨絵は
私たちに馴染の深い日本の妖怪たちや、
歴史上や物語の人物たちが生き生きと描かれていて、作品からおしゃべりが聞こえてきそうな、見る人の想像力がどんどん広がるような楽しい作品です。

お三方それぞれの個性が見事に調和していて
本当にレベルの高い作品を間近で鑑賞することができて
作者の皆様にお会いすることもできる
とても貴重で素晴らしい展示会です。
墨絵ってすごいです。
是非、ご来場ください。11/16(日)まで。


『墨ART展 ~墨に惹かれ墨を愛でる BLACK WORLD~』
涌井陽一 水野ぷりん 安田雅章
2025/11/9(日)~11/16(日)
11:00 ~19:00 (最終日は17:00まで)








2025/11/03

しみづ YO しみつ 展  ~遥かから・遥かへ~

 
世界で活躍する美術家・清水義光の個展
『清水義光展』本日より11/8(土)まで開催中。
油絵・書・陶芸の作品展。

色合い鮮やかで迫力のある大作の印象画を中心に、
未発表の静物画(油画)が数多く展示されています。
力強い生命力を感じる焼き物や勢いのある見事な書など、
全ての作品から迫力を感じます。

武骨で迫力のある焼き物は、
釉薬を使わず穴窯で数日かけて焼き上げる作品。
創作しているうちに「もっと土を足せ」と
語りかけてくる土の声に従って仕上げるので
最初の思惑と全く異なる作品になることが多々あるとのこと。
焼き物に、人物や神様が隠れているものもあり、
それを見つけるのもまた面白いところです。



ご本人と奥様が在廊していらっしゃるので、
間近で作品を鑑賞しながら、作品が出来るまでのお話や後日談を是非伺ってみて下さい。

とても興味深く、面白いお話を拝聴することができます。
圧巻の作品展です。


清水義光展
2025/11/3(日)~11/8(土)
11:00 ~ 19:00 (最終日17:00迄)


2025/10/27

おとなの工芸祭 二〇二五 テーマ”D”


本日より、第14回東京都立工芸高校デザイン科卒業生作品展
『おとなの工芸祭 2025 テーマ”D”』開催中。

テーマであるデザイン科の『D』を、
D科のOB・OG達が、様々な技法で作品に落とし込んでいて
個性豊かで楽しい展示会です。

卒業後、多分野で活躍されている皆さんによる
様々なテイストの個性あふれる作品を楽しめる作品展であると同時に
君島先生と、先生を慕う生徒さん達との絆を感じる
素敵な空間となっています。

記念公演
  『日本の民家を訪ねて』
  君島昌之(元工芸高校デザイン科教師)
  11/1(土) 17:00-17:30



『おとなの工芸祭 二〇二五 テーマ”D”
東京都立工芸高校デザイン科OB・OG展示会
10/27(月)~11/2(日)
11:00~18:00 (最終日は17:00終了)

2025/10/20

Michiko個展 vol.11 Tink-kamillia is Here

Michiko個展 vol.11 Tink-kamillia is Here
本日10月20日(月)より25日(土)まで、開催しております。

作者のMichikoさんの夢の中にイメージとして現れる
Tink-kamilla(ティンクカミリア)という
白くてふわふわした可愛らしい生き物の世界が描かれた作品展です。

空を飛んだり、お散歩したり、ユニコーンと遊んだり、
お昼寝したり、時にはいたずらしたり。
可愛くて愛すべきティンクの癒しの笑顔とぷっくりとしたフォルムが
ほんわかと温かい気持ちにさせてくれます。

眺めているとティンクカミリアの世界の世界に引き込まれ
想像力の翼が広がり、幸せなひとときを与えてくれます。

そして今回は、ぬいぐるみも登場!
作品から飛び出してきたふわふわのティンクカミリアにも会うことができます。



Michiko個展 vol.11 
Tink-kamillia is Here 
10/20(月)~25(土)
12:00~19:00(最終日は17時まで)

2025/10/13

前嶋 望 展『The sound of silence 黒ー白』

本日より10/18(土)まで
前嶋 望 展『The sound of silence 黒ー白』報美社 主催で開催しています。
油彩・水彩・アクリル絵の具・色鉛筆を使って
板に直接描くのが、前嶋さんの画法です。

特徴的なのが、くっきりとしていながら深みのある黒の背景。
黒色が、対象物とのコントラストを際立たせ
神秘的な雰囲気の作品となっています。
力強い虎や馬、冷たい月、幻想的な植物、
柔らかな猫、フクロウ、爬虫類、昆虫たち。
前嶋さんご自身は、黒色を主役と考えていて、
対象物の方を、むしろ黒を際立たせるための背景として
描いてらっしゃるとのこと。
今回展示されている作品は、そんな黒背景だけではなく、
淡い色やくっきりとした赤の背景に描かれた作品も目立ちます。

どれも構図が素晴らしく、画風は繊細かつ力強く
神秘的な世界が広がっています。



前嶋 望 展
会期:2025年10月13日(月)~18日(土)
時間:11時~19時 (金曜日は20時、最終日は17時迄)
主催:報美社 http://gallery-st.net/

2025/10/05

楠光代 花織展

本日より10/11(土)まで『楠 光代 花織展』開催中。
日本伝統工芸展で、数多くの賞を受賞している
楠光代さんの花織帯を多数展示。

  • 糸を浮かせて作る小さな点で、愛らしくかつ緻密な模様を織り表す花織が、規則正しく並んだ帯は、見る角度によって絹のつややかな光沢も感じます。
  • 伝統的な技法やデザインだけでなく、
  • 新たな技法やデザイン・色使いを取り入れた、
  • 可愛らしいデザインの帯、上品な色彩の帯、
  • さまざまな作品が展示されていますので、是非足をお運びください。



  • 楠光代 花織展
  • 2025年10月5日(日)~11日(土)
  • 11:00 ~19:00 (最終日は17:00まで)

2025/09/28

凪の会

 
本日より10月3日(金)まで『凪の会』最後の作品展開催中。
象牙
とにかく繊細で見事な彫刻が施された
象牙の帯留め、根付け、ブローチ、壁掛け。
デザインと色合いのセンスの良さが際立つ
立体感を感じる織物のタペストリー
和紙遊ゆう画
和紙を縒ったり重ねたりして描く花々は、
細部まで見事に再現されています。
陶芸
シンプルなフォルムと、淡い色使いが美しい和食器。
普段の食卓を彩りお料理を映えさせてくれます。
陶人形
日本人形のような穏やかな表情の陶人形たちに癒されます。
草木染木工芸
木材本来の色が生かされた優しい柔らかな風合いが美しい
水彩画 ・羊毛フエルト
子どもや動物を描いた優しい水彩画は、
愛が溢れていて優しい気持ちになります。
羊毛フェルト作品の動物たちも可愛らしい。
袋 
和柄の袋物は、和柄ならではの色合いと柄同士の
組み合わせにセンスを感じる作品が多数。

毎年この時期に素敵な作品展を開催していた凪の会も今回で最後となります。是非、足をお運びくださいませ。


凪の会
9月28日(日)~10月3日(金)
11:00~17:00 (初日は14:00より・ 最終日は16:30まで)

織:菅原美津子 象牙:駒田龍哉 織:寺木幸子 袋:寺尾貴美子
草木染木工芸:二瓶陽子 陶芸:岡村昭男 水彩画:赤峰宏枝 
和紙遊ゆう画:中澤ちか子 陶人形:岡村敬子 イラスト:菅家康之
特別出品 書:長谷川灯


2025/09/22

やがみ いなほ / くつな まい / 孤泥(kody) / 隅田 あい夏 展

  本日より9/27(土)まで、報美社主催の4人展
やがみいなほ×くつなまい×孤泥(kody)×隅田あい夏 展』開催中。

・やがみいなほ
水干絵具や岩絵具で描かれた動物たちが可愛らしい日本画。
日本画ならではの落ち着いた色合いに
動物たちの柔らかな息遣いを感じる作品です。
・くつなまい
色鮮やかなアクリル絵の具の抽象画。
色の組み合わせの美しさ、キャンバスとの絶妙なバランス、
空間を彩る素敵な抽象画です。
・孤泥~kody~
驚くほど精密なペン画。
その細かなペン画に透明水彩絵の具で彩色を施した水彩画。
近くで見るほどその緻密さに圧倒されます。
・隅田あい夏
明るく優しい色どりの風景の中に、
柔らかなシルエットで溶け込んだ
人物や動物がいる美しい色調の油絵です。

4人のアーティストそれぞれの個性を楽しめる
素敵な作品展です。

会期:  2025年9月22日(月)~9月27日(土)
時間:  11:00 ~ 19:00
      26日(金)は20時まで / 最終日は16時まで  
主催:  報美社

2025/09/12

2025 PRE Exhibition & Market

本日より「2025 PRE Exhibition & Market」開催中。
イラスト×インテリアをコンセプトにしたブランド
「イラステリア」初の展示・販売会です。
独自の技術による奥行き表現で作成した
ミラー・ガラスアートにご注目ください。
人気作家と出会える貴重な作品展、是非ご来場ください。

イラストレーター(順不同)
•ran9u  @ran9u
•めめっぽ @memeppooo
•古弥月 @Koh_rd
•びねつ @eco_co3
•みきさい @mikisaidayo
•雪丸ぬん @mo_9x9
•ミュシャ @misa_chainchroA
•しな @Shinanashina



会期:9/12(金)~9/15(月・祝)
時間:11:00-19:00  (最終日は15:00まで)
企画:イラステリア
主催:(株)エンベロープ



2025/07/17

牧考友貴 個展 many thanks

 
本日より、報美社主催で
『牧孝友貴 個展 many thanks』を開催しています。

木製パネルにペンキとアクリル絵の具で描かれた油絵作品。
ブルーを基調にした美しいグラデーションで描かれた空と
様々な色彩で表現された透明感のある水面。

空から降りそそぐ、無数の星のような、希望の粒のような
繊細に散りばめられた色とりどりのドット。

静謐さ、安寧、祈り、夢、希望が伝わり
心穏やかになる作品です。

とても素敵な展示会です。
是非足をお運び下さいませ。


会期: 7月17日(木)~22日(火)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     金曜日は20時まで・最終日は16時まで
主催:  報美社 http://gallery-st.net/

2025/07/07

手作り6人展

 7/7(月)から7/12(土)まで『手作り6人展』開催中です。
陶芸、創作染め、裂織り・染め、ストーンジュエリー、
彫金風皮革アクセサリー、加賀ゆびぬき
様々なジャンルのアーティストの方々の合同作品展です。


◇陶芸 / 新谷 健
大楠山の麓の横須賀市芦名に、山林の整地作業・設計・建築まで、全て新谷さんご自分で手掛けた穴窯『芦名夢窯』で生まれた作品を多数展示。
芦名の土を集め、篩にかけ、信楽の土と配合し、陶芸用の土にする作業を経て、穴窯のなかで灰が自然に降りかかって生じた自然釉がとても美しい作品となりました。
小鉢やお皿、花瓶、お猪口などの芦名夢窯で生まれた実用的かつ美しい陶芸作品です。


◇彫金風皮革アクセサリー / 小島 厚子 
皮革に金箔をほどこし、
金属のように仕上げている皮革アクセサリー。
大きくゴージャスなネックレスでも、
レザーなのでとても軽いため、肩が凝らず実用的。
ユニークでシャレが効いていて、
思わず吹き出してしまうような作品、
有名な絵画をモチーフにした絵画シリーズ、ことわざモチーフなど
毎回アイデアの泉が枯れることのない、作者の小島厚子さん。

美しい作品より、面白い作品を作る事に情熱を燃やしています、
との言葉に納得。
身に着けることができる、唯一無二の楽しいアート作品です。
制作にまつわる逸話もとても面白いので、
是非お話を伺ってみて下さい。




◇ストーンジュエリー / 佐藤 タニ子 

綺麗な天然石を使った美しいアクセサリー。
配色のバランスや、デザインが絶妙です。
ネックレス・指輪・ピアス・イヤリング・ブレスレット等
身に着けるだけで装いがワンランクアップしそう。
夏をテーマにした涼しげで可愛らしい作品もたくさんあります。

初心者の方向けの制作キットも販売しています。









◇加賀ゆびぬき / 栄森 仁美 
加賀ゆびぬきは、残った布端と絹糸を
実用的で美しい作品に生まれ変わらせた、
ものを大切にする素敵な日本文化を象徴する作品です。
1本1本の絹糸が隙間なく縫い詰められているので、
光の当たり具合で見られる陰影も魅力です。
古来から伝わるものからオリジナルの模様まで、
様々な模様があります。

帯どめ、小物入れ、根付、ミニ指ぬきのストラップ、
アクセサリー等、実用的で美しい様々な作品を展示販売。
首回りが敏感な方や、汗をかく暑い季節におススメなのが
お洋服の襟につける『襟ネックレス』
襟にクリップでつけるネックレスで、
とても素敵なアイデアだと思いました。




◇創作染め / 大平 晃司
和服の染め技術を駆使して、数回に分けて手間暇かけて染め出すという
根気のいる作業を経て作られたオリジナル作品。
ハート、パンダ、星、水滴などのモチーフをデザインしたTシャツは全て
なんと30~50回もの刷り込み工程を経て、染めるのに2時間以上かけて作られています。前側と背中側でデザインが繋がっているのも素敵なので是非裏側もご覧になってみてください。
涼し気なペンギン・シロクマ・フラミンゴ・ウミガメなど夏にぴったりの作品や、ユーモラスな表情をした馬、トラ、キリン、ゴリラ、ブタなど動物たちををモチーフにした作品、見ていると思わず笑顔になってしまいます。
着物の染め技術をお持ちの作者、大平さんならではの和風テイストのオリジナル作品を多数展示。
動物たちへの愛を感じます。





◇裂織り / 牧野 時江 

布を細かく裂いて、それを織り物にするという
手の込んだ工程を経て作られた裂織物の財布やバッグ。
織物なのに立体感があり、若干でこぼこした手触りが
ずっと触っていたくなるような心地よい風合いを生み出しています。
手間と愛情を感じる温かみのある作品です。

さらに繊細な模様レースのブラウス、
効果的にレースを使ったツーピース、
レースや風合いの違う布を丁寧に染め上げたスカート等
夏にぴったりな涼し気なお洋服も多数展示販売。







手作り6人展
7/7(月)~7/12(土)
11:00~19:00(最終日は17:00迄)
☆金曜18時からはアコースティックギターLIVE☆
陶芸 / 彫金風皮革アクセサリー / ストーンジュエリー
加賀ゆびぬき/ 創作染め/ 裂織り

2025/05/29

ギャラリー青珠 特別販売会

山梨県北杜市にある、京都の清水焼を扱う
「うつわと珈琲 ギャラリー青珠」さんによる
特別販売会を本日より6/5(木)まで開催しております。


上質なデザインと鮮やかな色合い、
使い勝手も良く丈夫で軽い清水焼は
いつものお料理を特別なご馳走にしてくれます。
箸置きや醤油さしなどの小物も充実。
とても素敵な陶器が揃っていますので、
是非実際手に取ってご覧ください。
一部店頭にセール品も。


そして数々の賞を受賞し、国内外で高く評価されている
漆芸と日本画の革新的な融合技法で人々を魅了する
大沢拓也さんの日本画も多数展示。

空間を格式高く演出してくれています。

他にも、書の展示や
美しい宝石のアクセサリーの展示販売もあります。
通常よりお求めやすく展示販売しています。

初日のオープン直後から、
多くのお客様で賑わっておりました。
会期は6/5(木)までですが、
なるべくお早目の来場をおすすめいたします。


ギャラリー青珠 特別販売会
会期 5/29(木)~6/5(木)
時間 12:00-18:00
主催 ギャラリー青珠


2025/05/22

飯田哲 / 江角健治 / いとうさとこ 展



本日より5月27日(火)まで、
『飯田哲・江角健治・いとうさとこ 展』 
開催中です。報美社主催。

木版の飯田哲さん。
波、花、植物、雨などの自然の風景を、
木版で表現しています。
波や雨の美しさを強く感じます。
大胆な構図、繊細なグラデーションや
対比を表現した色味で、
すっきりとした印象の美しい木版画です。






油絵の江角健治さん。
ちょっぴり傾いていたり、絶妙になバランスで歪んでいたりして
それがまるで建物が擬人化されているように見えます。
今にも動き出しそうな、隣同士でお喋りしてそうな、
とにかく可愛らしい建物たちの油絵。
見ていると思わず話しかけたくなり、
今まで見てきたことを聞かせてとお願いしたくなって、
ホントはこの建物たち、夜中にこっそり散歩してるんじゃない?
なんて色んなストーリーを思い巡らせてしまうような
不思議な魅力がある作品たちです。
バイクで旅するスケッチャー
いとうさとこさん。
食べ物や建物、自然の風景などの身近な対象を
柔らかな輪郭と、優しい色合いで描いた水彩画。
対象に対する優しいまなざしに
懐かしさや心の安らぎを感じる作品です。



会期:  5月22日(木) ~ 5月27日(火)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     23日(金)は20時まで
     最終日は16時まで
主催:  報美社 http://gallery-st.net/ 

2025/05/12

堀田ルミ子 個展

 
『堀田ルミ子 個展』
本日より5/18(日)まで開催中。

春夏秋冬の東京の風景や
旅先の美しいヨーロッパの風景を
水彩画で描いた作品を多数展示。

東京の見覚えのある風景画を眺めていると
気持ちの良い日に散歩しているような心もちに。

堀田ルミ子 個展
会期:2025年5月12日(月) ~5月18日(日)
時間:11:00 ~ 19:00 


堀田ルミ子
美術家。東京に生まれ、その後佐賀市で育つ。佐賀大学教育学部特設美術科卒業後上京し、株式会社博報堂で商品デザイン等を担当。1971 年、堀田デザイン研究所設立。1980 年代より「東京風景」をテーマに風景画や植物画を制作。1994 年、東京都公園風景画コンクール優秀賞受賞。書籍の表紙画制作や個展多数。現在、都内で「アートクラブゆりのき」を主宰。日本空間デザイン協会会員、熱帯動植物友の会会員。

2025/04/25

 桂木絢女 / 前嶋望 / 金子顕司 展


本日より報美社主催
『桂木絢女 / 前嶋望 / 金子顕司 展』開催中。


 桂木絢女 (日本画)

大正ロマン風の美しい女性を
日本画手法で描いた作品。
花と女性を一緒に描いた作品が多数あり、
それぞれの花のイメージと
女性たちの雰囲気がマッチしていて素敵です。



前嶋 望 

油彩・水彩・アクリル絵の具・色鉛筆で
板に直接描く前嶋さんの画法。
くっきりとして深みのある黒の背景が、
植物、鳥類、爬虫類、哺乳類などの
幻想的かつリアルな対象物とのコントラストを際立たせ
神秘的な雰囲気の作品となっています。






金子顕司 (油彩)

恐竜やウミガメ、メカニックな生き物、カフェでお茶したり、パスタを食べたり、
まるで人間のような動物たちの様子が
ユーモラスに描かれた油彩画。
そのまま絵本になりそうな世界観です。


桂木絢女 / 前嶋望 / 金子顕司 展
4月25日(木)~ 30(火)
11:00-19:00 
(金曜日は20時、最終日は16時まで)

2025/04/16

写真展 ~勿忘草~

 
本日4/16(水)から4/21(月)まで、
写真展~勿忘草~開催中。

「龍」にまつわる伝説や物語から着想を得た
イメージを基に撮影した作品。

初日から多くの方が来場していました。

入場料1000円。
最終日は16時まで。





モデル:松田凌
写真:NORI
ヘアメイク:GAKU
衣装:伊藤摩美

開催時間
4/26(水)     13:00-19:00
4/17(木)~20(日)  11:00-19:00
4/21(月)     11:00-16:00




2025/03/25

藤田嗣治展

 
本日より 3月31日(月)まで、ギャラリー藤井主催
藤田嗣治展を開催しています。

細く美しい描線と乳白色を特色としたわずかな色彩で、
猫と女性を得意な画材とした独特の絵を書き続けた
パリ派の代表的な画家、藤田嗣治の作品を数多く展示しています。

現在においても、パリで最も有名な日本人画家の一人であり、
明治以降の日本人芸術家で藤田嗣治ほどの成功を
海外で収めたものはいません。

今回の展示会では、子どもの絵、猫の絵、日本画風と様々な作品を
全部で48点展示しております。

ちょっと不機嫌だったり、誰かを睨んでいたり、
何かを企んでいそうだったり、ただ愛らしいだけではない
藤田らしい描写で子供を描いた作品。

ジャン・コクトーの旅行記の挿絵として藤田が描いた日本画風の作品。
世界一周旅行をしていたジャン・コクトーが来日した際に
友人である藤田が日本を案内した時の様子です。
相撲・歌舞伎・落語等、日本ならではの様々な体験をしたことが
この挿絵から見てとれます。

貴重な素晴らしい作品を
間近でじっくり鑑賞することができます。
会期は一週間。是非足をお運びくださいませ。

藤田嗣治展
3月25日(火)~3月31日(月)
11:00~19:00(最終日17:00迄)

2025/03/19

鈴木久美子 前田正憲 展

 
本日より
報美社主催の絵画展
『鈴木久美子 / 前田正憲 展』
開催中です。




鈴木久美子
アルコールインクやレジンで描いた抽象アート作品。
心でとらえた光の形、色、リズムなど、
命が内包している光のようなものを表現。
鮮やかで爽やかな色彩から自由と喜び、
そして溢れる生命力を感じる作品です。

前田正憲
日本画の技法で描く
色使いを抑えたシンプルかつ静謐な絵画からは、
不思議と「静寂の音」が聴こえてくるような気がします。
心落ち着く作品です。

鮮やかな色づかいと抑えた色づかい、
正反対の作風ながらどちらも五感に訴えかけてくる作品です。
是非足をお運び下さいませ。



会期:  3月19日(水)~3月24日(月)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     金曜日は20時まで
     最終日は16時まで
主催:  報美社
http://gallery-st.net/

2025/03/10

法政大学カメラ部 一年生展


法政大学カメラ部 一年生展
本日より開催中です。

法政大学の一年生カメラ部員約15名のみなさんの
それぞれの思い出の風景、心を動かされた光景、
残したい一瞬を切り取った作品が多数展示されています。
1枚1枚にストーリーがあり、キャプションを読みながら
じっくりと楽しみたい写真展です。
3月15日土曜日まで。

2025年3月10日(月)~15日(土)
11:00~19:00 (最終日17:00迄)
主催:法政大学カメラ部

2025/02/20

若林奈穂 / 野中梨恵 / 鹿取美希 展


『若林奈穂 / 野中梨恵 / 鹿取美希 展』

報美社主催で本日より開催中。
才能ある若手アーティストの合同作品展です。


若林奈穂(水彩)
横断歩道や階段などの街の風景からイメージを構築し、
品の良い色合いで描かれた水彩画。
カフェや自宅のインテリアポイントにピッタリ。
作品全体に見られる落ち着いた茶色は、
コーヒーで発色しているそうで、
作品に素敵な趣を与えています。







野中梨恵(立体)
瓦礫の再生という概念を立体的に表現した作品。
一見無秩序に見える瓦礫の中から、新たな秩序や意味を見出し
他者に破壊されても、美しく再生していける
という作者のメッセージが込められています。












鹿取美希(日本画)
海の生き物を美しく幻想的に描いた日本画。
ダイビング好きの作者が描く、
鯨、トビウオ、クラゲなどの海の生き物たちは
幻想的でもあり、同時に声や水音まで聞こえてきそうな生命感を感じます。


才能あふれる作家たちによる素晴らしい作品展。
是非足をお運び下さいませ。

『 若林奈穂 / 野中梨恵 / 鹿取美希 展』
2025年2月20日(木)~25日(火)
11:00~19:00
金曜日は20時まで。
最終日は16時まで。
主催:報美社