本日12月2日より7日(土)まで、大日本絵画のしかけ絵本展を開催しています。毎年恒例のクリスマス前のこの時期の絵本展。今年で34回目を迎えています。クリスマス仕様のギャラリーに、しかけ絵本が会場いっぱいに並んでいる様子は、見ているだけで幸せな気持ちになるようで毎年多くの方々が楽しみにして下さっています。年々進化するしかけ絵本。大がかりなしかけや、繊細な切り絵、絵本とは思えない素晴らしい質の音を楽しめる絵本など、楽しい絵本を多数展示しています。
初日の今日は、こども店長が3人も来てくれて、
おすすめ絵本のPOPを作成してくれました。
開催時間は11時~18時まで。最終日の土曜日は15時まで開催していますので、是非ご家族で覗きにいらして下さい。第34回 しかけ絵本ファンタジックフェア~大日本絵画~12月2日₍月)~7日₍土₎11:00~18:00(最終日は15時迄)
本日11月11日(月)から16日(土)まで『野田工房展』開催中です。
藍染・伊勢型紙型染・刺し子・つまみ細工の作品展です。
◆藍染・伊勢型紙型染
藍染を中心とした染め物や、
細やかな模様を丁寧に切り取ってある伊勢型紙で藍で型染めした
細かい模様が見事な織物。
その織物を使って作った小物等、
藍染の美しさが映える作品が多数展示されています。
◆刺し子
ご自身でデザインした洋服やバッグに、
刺し子を施した素敵な作品が多数展示されています。
細かく刺繍された刺し子デザインも
裏地に藍型染が使われていたりして、とてもオシャレです。
◆つまみ細工
和装用の髪飾りは、どれも素敵ですが
特に青色の美しさが際立っていました。
藍染で染めた絹で作られているとのことで、なるほどと納得しました。
初日の今日と、金・土の17時までは、
500円でつまみ加工の体験も出来るとのこと。所要時間は30分程。
大人はもちろん、小学校入学前のお子さんでも作れるとのことでした。
可愛らしい作品ができると思いますので、是非体験してみて下さい。
野画工房展 藍染・伊勢型紙型染・刺し子・つまみ細工会期: 11月11日(月)~11月16日(土)時間: 11:00 ~ 18:00 (最終日は16時まで) 主催: 野画工房
藍型染めの第一人者、松原伸生氏の藍型染個展
11月4日より開催中です。
会場いっぱいに、センス良く展示された藍染作品の
型染のデザインの美しさ、繊細さに圧倒されます。
松原さんは、長板中形(下記参照)という
染め技法の技術保持者です。
洗練されたデザインの美しさだけでなく、
表と裏の模様が見事にピッタリ合っている技術力がすごい。
また、表と裏の絵柄が全く違う染めで仕上げられている
着物もあり、その技術力と粋なデザインにも感動します。
会期は11月9日(土)まで。
一見の価値あるおススメの展示会です。
長板中形とは、浴衣を意味する中形の染め技法のひとつで、「長板本染中形」が正式な名称です。また江戸中形とも呼ばれます。本来中形とは、小紋よりも大きい柄の染めものをいいました。
藍一色による染めで、6.5mほどの長い板に木綿の白生地を張りつけ、順々に型紙を置いてへらで防染糊をつけます。乾燥したら、表の模様とぴったり重なるように、生地の裏面の同じ位置に型紙を置きます。型を写し終えた生地を藍甕に入れて、一気に染め上げます。染め上がった着尺の表裏に同じ模様が白く抜け、透けて見えているかと思うほどの、とても精密な柄合わせがなされています。また粋で上品な仕上がりになります。
この技法は熟練した技が必要で、重要無形文化財に指定されています。あまりにも高度な技術のため、現在は木綿だけでなく麻や絹にも染められています。
松原伸生 藍型染展
11月4日(月)~11月9日(土)
11:00~18:00(最終日17:00迄)
Michiko個展 Vol.5
「Tink-kamilla(ティンクカミリア)」はいつもどこかに
本日より27日(日)まで、開催しております。
Tink-kamilla(ティンクカミリア)とは、
白っぽくてふわふわと柔らかそうな体で
いつも笑顔の可愛らしい二足歩行の生き物で、
作者のMichikoさんの頭の中にイメージとして現れる
この生き物の世界が描かれているそうです。
イメージを絵に落とし込んでいくので、
完成するまではどんな絵になるのかは分からないとのこと。
タイトルも完成した絵を見てから決めるそうです。
観る人によって惹かれる絵が様々だという不思議なこの絵は、
楽しく温かな気持ちにさせてくれます。
Michiko個展 Vol.5
「Tink-kamilla(ティンクカミリア)」はいつもどこかに
10/22(火・祝)~27(日)
12:00~19:00(最終日は17:30迄)
本日より、
東京都立工芸高校デザイン科OB・OG展示会
『おとなの工芸祭2019』と
東京純心女子大学写真部卒業生写真展
『第10回純心写真展』がスタート。
両校で、それぞれの生徒さん達を指導された
君島昌之教諭が架け橋となり
同時開催の運びになったとのこと。
卒業後、多分野で活躍されているOB・OG達による
様々なテイストの個性あふれる作品展です。
伝統工芸である藍型染、
フラワーアレンジメント、
デザインポスター、絵画、書、
アナログテレビ時代の手書きテロップ、
紙製のアクセサリー、
木工、アクリル、モビール、
羊毛フェルト、ペーパークラフトなどの
様々なデザインの造形物。
そして人物や風景の瞬間を切り取った写真も
とても素敵でした。

面白い作品展です。
そして、現在デザインを勉強されている
学生さん達にとっては
将来の参考になるのではないでしょうか。
『おとなの工芸祭2019 テーマ愛』
東京都立工芸高校デザイン科OB・OG展示会
『第10回純心写真展』
東京純心女子大学写真部卒業生写真展
10/15(火)~10/20(日)
11:00~19:00 (最終日は17:00終了)
君島昌之(元工芸高校デザイン科教諭)講演会
『アートにみる宿命の女(ファム・ファタル)』
10/29(土) 16:00~17:00
現在開催中の
創造美術会<陶芸・染織・創作面コラボ展>は、
10月12日(土)までの開催予定でしたが、
大型台風接近予報の為、
会期を11日(金)までに変更致します。
11日は18時までとなります。
ご来場を予定していた方々にはご迷惑をおかけしますが
ご理解の程よろしくお願い致します。
創造美術会<陶芸・染色・創作面コラボ展>
10/6(日)~12(土)11(金) 11:00~19:00(最終日は18時迄)
創造美術会
<陶芸・染織・創作面コラボ展>開催中。

陶芸:
お料理を引き立ててくれる和食器、
野の花をいけてみたくなる花器、
今にも動き出し
語りだしそうな縄文土器、
左右それぞれ
見る方向から違った形に
見える不思議な陶器、
個性豊かな陶芸作品を多数展示。
製作者の方々のお話を聞くのも面白いです。
染織:
染、織のタペストリーや暖簾など、
見事な大作の数々が壁に展示されています。
壁に一枚かかっているだけで、お部屋の雰囲気がガラリと変わるだろうという素敵な作品です。
創作面:
鬼気迫る迫力を感じる面の数々に
思わず見入ってしまいます。
面の周りだけ、空気がシンとするような
そんな雰囲気を感じます。
創造美術会<陶芸・染織・創作面コラボ展>
10/6(日)~12(土)11(金) 11:00~19:00(最終日は18時迄)