2017/09/25
凪の会 ~グループ作品展~
9月25日(月)より9月30日(土)まで、
『凪の会』の作品展開催中です。
洋画、象牙、陶芸、和紙遊ゆう画、イラスト、木工草木染、織、書、袋、挿花。
会場正面に飾ってある挿花が、とても素敵でパッと目に入り、
秋の草花は趣があって良いなぁとじっくり見てみると、
なんと真ん中に活けてあるの緑色のものは枝豆!
枝豆を活けるというアイデアが最高に面白いし、
枝豆ってこんなに素敵なんだということに目からウロコでした。
織物の大作や、文字だけでの表現力を感じる書の数々、
静けさを感じる洋画やイラストが壁を飾っています。
手鏡や箱などの木工芸品に草木染めを施した作品は
優しい色合いにと木の柔らかな風合いがマッチしていて和を感じます。
和柄の袋物は、布の柄の組み合わせにセンスを感じる作品が多数。
染めた和紙の貼り絵(和紙遊ゆう画)は、
色合いも美しく、実際近くで見ると、
貼り絵なだけに立体感もあり、見事です。
季節の草花や、身の回りの小物等をデザインした
とても素敵な絵はがきもあって、
お礼状やお便りをこの絵はがきで頂いたら、
きっと嬉しいだろうなぁと思いました。
オリジナルデザインの一輪挿しや花器、
シンプルだけどデザインが素敵な陶器、
実用的な陶器が多数ありました。
象牙に細かい彫刻が施してあったり、
夜光貝で装飾された帯留めやブローチ、ペンダント。
可愛らしいものからシックなものまで、
バリエーション豊かなデザインが素敵です。
↓以下、以前説明して頂いた象牙細工についてのお話です。
榛の木(はんのき)の実を、煮詰めた汁に
3分ほど漬けると(漬けすぎると真っ黒になってしまう)
象牙は渋い薄茶色に染まるそうです。
写真の榛の木の実の隣にあるものがその染めたもの。
ちなみに榛の木は、『榛』の『木』ではなく、『榛の木』という名前の植物だそうです。
縁起物の宝袋が彫刻されたものや、
災いから身を隠すアイテムとして、隠れ○○があるそうです。
隠れ蓑は、女性用。隠れ傘は、男性用とのこと。
どれも素敵な作品揃いの展示会です。
凪の会
9月25日(月)~9月30日(土)
11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
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