2022/05/13

現代水墨 三木和子展

 

本日より5/15()まで 
『現代水墨 三木和子展』 開催中。

三木和子さんは昭和2年に生まれ、
少女時代は戦時中でしたが
芸術に憧れをもっていました。
戦後、主婦のかたわら
木目込み人形作成を開始。
次いで日本書画家 鈴木石欧子氏に師事し、
水墨画を学びました。

旅先での風景を描いた「倉敷」で、
現代水墨協会展 文部大臣賞受賞。
今回の展示会では、現在残っている
15枚の大作を展示します。
 
水墨画は中国伝来で、花鳥風月という自然の美しさなどを描く伝統的な手法です。
作者は、旅で出会った人間の生活を感じる街や、古い建築物などを題材とし、
人々の生活・歴史・宗教のような抽象的なものを、平易な画材を通じて表現しています。

ほぼ白黒だけの世界ですが、落ち着いた雰囲気と素朴な味わいがあり、
色彩の豊かな西洋画とは、また違った魅力があります。
日仏現代美術展で優秀賞を受賞した、フランスでの水墨画も展示。
「ノートルダム寺院」や「フィレンツェ」などの西洋文化と、
「楽山大仏」や「寺」などの東洋文化との異文化対比をお楽しみ下さい。
 
水墨画の魅力を少しでも味わって頂けたら幸いです。皆様のご来場をお待ちしています。
 
現代水墨 三木和子展
5/13()5/15()
10:3018:30 
主催:三木正也 佐久平透析クリニック14周年記念事業 
 

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