2026/07/06

涼風からの贈り物 ~東京藝術大学有志を中心に~

 


本日より7/12(月)まで
東京藝術大学有志を中心とした芸術家たちの
陶芸・金沢漆器・蒔絵・日本画作品展
『涼風からの贈り物 ~東京藝術大学有志を中心に~』
開催中。

平面作品と立体作品の混成による本展示で
芸術空間で一服の清涼感を味わっていただければ幸いです。

近藤なつみ 横溝友美 優莉 片山開登 向井大祐

会期: 2026/7/6(月) ~7/12(日)
時間:11:00 ~ 18:00(最終日は17時まで)      
主催:耀美術代表 富田光明

2026/06/30

手づくり6人展

 
6/29(月)から7/4(土)まで『手作り6人展』開催中です。
陶芸、創作染め、裂織り・染め、ストーンジュエリー、
彫金風皮革アクセサリー、加賀ゆびぬき
様々なジャンルのアーティストの方々の合同作品展です。

◇陶芸/新谷 健

大楠山の麓、横須賀市芦名にある穴窯「芦名夢窯」は、山林の整地から設計・建築までを新谷健さん自身が手掛けた窯です。芦名の土を集めて篩にかけ、信楽の土と配合して陶芸用の土を作り、4日間昼夜を問わず焼成を行います。細長い穴窯は手前ほど高温となり、薪の灰が多く降り積もるため、自然釉による豊かな模様(景色)が生まれます。そのため、景色を生かしたい作品は窯の手前に配置して焼き上げられます。
こうして生まれた作品は、灰が自然に溶けて生み出す美しい自然釉が魅力です。小鉢や皿、花瓶、お猪口など、日々の暮らしに寄り添う実用性と、自然が描き出す唯一無二の美しさを兼ね備えた陶芸作品を多数展示しています。


◇彫金風皮革アクセサリー/小島 厚子

皮革に金箔を施し、まるで金属のような質感に仕上げた、独創的なレザーアクセサリー。存在感のある大ぶりのネックレスも、レザーならではの軽さで肩への負担が少なく、実用性も兼ね備えています。

有名な絵画をモチーフにしたシリーズやことわざを題材にした作品など、ユーモアと遊び心あふれるアイデアが魅力。「美しい作品より、面白い作品を作ることに情熱を燃やしています」という作者・小島厚子さんの言葉どおり、思わず笑みがこぼれるような作品が並びます。今回はちょっとセクシーなシリーズも。

身に着けることのできる唯一無二のアート作品として楽しめるだけでなく、
作品にまつわる制作秘話も見どころのひとつ。
ぜひ小島さんご本人から、その発想やエピソードを聞いてみてください。



◇ストーンジュエリー/佐藤 タニ子

美しい天然石を使用し、色彩のバランスと洗練されたデザインにこだわって仕立てたストーンジュエリー。ネックレスや指輪、ピアス、イヤリング、ブレスレットなど、日常使いから特別な日まで幅広く楽しめるアクセサリーが揃います。

今回は、大きな天然石に葉の形をしたストーンを組み合わせた、自然を感じさせる印象的な作品が目を引きました。また、ビーズで丁寧に表現された生き物のペンダントヘッドも愛らしく、遊び心あふれるデザインが魅力です。

身に着けるだけで装いをさりげなく華やかに彩り、夏をテーマにした涼しげで可愛らしい作品も多数ご覧いただけます。天然石ならではの美しさと、作り手の感性が光る作品をぜひお楽しみください。



◇加賀ゆびぬき/栄森 仁美

加賀ゆびぬきは、布の端切れと絹糸を使い、実用性と美しさを兼ね備えた作品へと生まれ変わらせる、日本の「ものを大切にする心」を象徴する伝統工芸です。一本一本の絹糸を隙間なく丁寧にかがることで、光の当たり方によって繊細な陰影が生まれ、絹ならではの美しい艶を楽しめます。

古くから伝わる吉祥文様をはじめ、日本古来の模様を精巧に再現した作品や、オリジナルデザインまで、多彩な加賀ゆびぬきが並びます。帯留めや小物入れ、根付、ミニゆびぬきのストラップ、アクセサリーなど、伝統の技を生かした実用的で美しい作品を展示・販売しています。

今回は、大島紬染めの絹糸を使った作品も印象的でした。大島紬は、糸を先に染め分けてから織り上げる「先染め」の織物で、糸そのものに繊細な絣(かすり)模様が生まれます。その美しい模様が、ゆびぬきにも奥行きのある表情を添えています。

◇創作染め/大平 晃司

着物の染色技術を生かし、何度も染めを重ねる手間のかかる工程を経て生み出されるオリジナル作品。Tシャツは30〜50回もの刷り込みを重ね、1枚の制作に2時間以上をかけて丁寧に染め上げられています。

今回は、花々が天の川のように連なり、その周りを蝶が舞う幻想的なデザインが印象的でした。親子で楽しめるサイズ違いのお揃いも用意され、前面から背面へとデザインがつながる構成も魅力です。ぜひ裏側までご覧ください。

ネコ、馬、パンダ、トラ、キリン、ハシビロコウなど、ユーモラスな表情の動物たちをモチーフにした作品は、見ているだけで楽しい気持ちになります。また、爽やかな青を基調としたシリーズには、ペンギンやシロクマ、ウミガメ、カワセミ、ツバメなど、夏を感じさせる動物や鳥たちが描かれています。

着物の染め技術に裏打ちされた確かな技と、和のテイストを感じる独創的なデザインが魅力。作品の一つひとつから、作者・大平晃司さんの動物たちへの温かな愛情が伝わってきます。


◇裂織り/牧野 時江

布を細かく裂き、一本一本を織り込んで新たな布へと生まれ変わらせる、
手間のかかる工程から生まれる裂織物。
財布やバッグなどの作品は、織物でありながら立体感があり、
少し凹凸のある独特の手触りが魅力です。
心地よい風合いから、手間と作り手の愛情が伝わる温かな作品です。

また、繊細な模様のレースをあしらったブラウスや、レース使いが印象的な
ツーピース、風合いの異なる布を丁寧に染め上げたスカートなど、
夏にぴったりの涼しげな洋服も多数展示・販売しています。
素材の魅力を生かした、軽やかで上品な作品が揃います。







手作り6人展
6/30(月)~7/4(土)
11:00~19:00(最終日は17:00迄)
陶芸 / 彫金風皮革アクセサリー / ストーンジュエリー
加賀ゆびぬき/ 創作染め/ 裂織り

2026/06/12

くつなまい個展 vol.1 TOKYO

アクリル絵の具特有の鮮やかな発色を活かし、
心に響く色彩のハーモニーを描く
抽象画家・くつなまい個展 vol1. TOKYO
本日から17日(水)まで開催中。

以前のグループ展からさらにボリュームを増し、
くつなさんの世界観をより深く堪能できる空間となっています。

色鮮やかなアクリル絵の具で描かれる抽象画は、
パレットからそのまま飛び出してきたかのように、
瑞々しく力強い色彩を放っています。
時に優しく溶け合い、時に鮮烈に主張し合う色たちが、
キャンバスの上で絶妙なバランスを保ちながら躍動します。


空間を素敵に彩る、圧倒的な色の美しさ。
色彩のエネルギーを浴びて、
心がじんわりと満たされる感覚を、
ぜひ会場で体感してみてください。

会期: 6月12日(金)~17日(水)
時間: 11:00 - 19:00
   金曜日20時まで・最終日16時まで
主催: 報美社

2026/05/22

飯田哲 / 江角健治 展


 本日より5月27日(火)まで、
『飯田哲・江角健治 展』 
開催中です。報美社主催。

木版画家の飯田哲さん。

波や花、植物、雨など、自然の風景を木版で表現されています。
波や雨の描写には強い美しさがあり、大胆な構図の中に、
繊細なグラデーションや対比の効いた色使いが重なり、
すっきりと洗練された印象の作品となっています。


油絵作家の江角健治さん。

少し傾いていたり、絶妙なバランスで歪んでいたりする建物たちは、
擬人化されて見えて、まるで生きているかのようです。
今にも動き出しそうだったり、隣同士でおしゃべりをしていそうだったりと、
建物たちの表情がとても愛らしく感じられます。

見る人それぞれが物語を想像したくなるような、
不思議な魅力にあふれた作品です。


会期:  5月22日(金) ~ 5月27日(水)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     22日(金)は20時まで
     最終日は16時まで
主催:  報美社 http://gallery-st.net/ 

2026/05/15

Wa Exhibition vol.1 ~不揃いな個がおりなすインクルーシブで未常識なアートの祭典~

Wa Exhibition 
ー不揃いな個がおりなすインクルーシブで未常識なアートの祭典ー 
5/15(金)から5/20(水)まで開催中。

Wa Exhibition は、絵本作家・美術家 多屋光孫を中心に
展開するアート共同体プロジェクトです。

多様な世界の「あいだ」に宿る創造性を発見し、
それを文化として育み社会へ循環させる試みです。


国内外のアーティスト、Wa ワークショップメンバー、
アート寺子屋メンバーなどが参加する
インクルーシブな共同展示です。

13名のアーティストと
4つのアート団体のメンバーたちによる
個性豊かで素晴らしい完成度のアート作品が
会場一杯に展示されています。

思わず見入ってしまう作品ばかりで
とても楽しい展示会です。

是非、ご来場ください。

2026/5/15(金)~ 5/20(水)
11:00 ~ 19:00(初日14:00~ / 最終日 ~17:00)
5/15(金) 17:00~ オープニングレセプション
5/16(土) 16:00~ ギャラリートーク
         多屋光孫 × ハマナカノブユキ
5/17(日) 16:00~ ギギャラリートーク
         野田一民 × 多屋光孫



2026/05/06

PONKO EXHIBITION ~a la mode~

5/6から5/10まで
イラストレーターPONKOさんの個展を開催中。

PONKOさんによる、鮮やかな明るい色彩描かれた
キラキラとした可愛らしい女の子の作品を
会場いっぱいに展示します。

今回の展示会では、特殊な技法を用いた
イラステリアによるミラー印刷の作品も
ご覧いただけます。

ミラーに印刷することで外からの光が映り込み、
女の子の瞳や星がきらめきます。
さらに、鑑賞者自身や周囲の景色が映り込むことで、
作品に不思議な奥行きが生まれます。
湯気や雲などの半透明部分の表現も、
よりリアルに美しく際立っています。
同じイラストでも、印刷技法によって
全く異なる印象になる点も見どころです。

描きおろし作品やアナログイラストの展示に加え、
イラスト本やグッズの販売も行います。

5/9(土)10(日)は、作者のPONKOさんが来廊予定です。
是非足をお運びくださいませ。



会期: 2026年5月6日(水) ~5月10日(日)
時間: 12:00 ~ 19:00(最終日は15時まで)
主催:イラステリア 



2026/04/23

桂木絢女 / 長濱恭子 / 前嶋望 展

 
本日より報美社主催
『桂木絢女 / 長濱恭子 / 前嶋望 展』開催中。

桂木絢女 
大正ロマンの気品をまとった女性たちを、
日本画の繊細な表現で描いた作品群。
それぞれの花の持つ印象と人物の雰囲気が美しく調和しています。


長濱恭子 
天然の岩絵具や銀箔といった伝統的な画材を用い、
樹木に宿る地衣類や苔など、
見過ごされがちな自然の美を丁寧に描き出した作品。

前嶋 望 
油彩・水彩・アクリル・色鉛筆を用い板に直接描く独自の技法。
深みのある黒の背景が、植物や鳥、爬虫類、哺乳類といったモチーフを
幻想的かつリアルに際立たせ、神秘的な世界観を生み出しています。


桂木絢女 / 長濱恭子 / 前嶋望 
4月23日(木)~ 28(火)
11:00-19:00 
(金曜日は20時、最終日は16時まで)

2026/04/17

Moment  ~jonsun~

 

jonsun Exhibition 
~Moment~

4/17 (金)~4/20(月)まで開催中。

繊細な線とやわらかな色使いで、
女の子たちの魅力的な一瞬を捉えた作品を多数展示。

本展では作品を特殊な技法でミラー素材に印刷。
鏡ならではの反射が画面に奥行を生み、
見る角度や周囲の明るさによって
印象がわずかに変化するところも見どころのひとつ。


カプセルトイやグッズ販売も。
是非お立ち寄りください。


Moment 
jonsun EXBITION
会期:4/17(金)~4/20(月)
12:00-19:00(最終日は15時まで)
主催:イラステリア

2026/03/26

藤田嗣治展

 
本日より 4月1日(水)まで、ギャラリー藤井主催
藤田嗣治展を開催しています。

細く美しい描線と乳白色を特色としたわずかな色彩で、
猫と女性を得意な画材とした独特の絵を書き続けた
パリ派の代表的な画家、藤田嗣治の作品を数多く展示しています。

現在においても、パリで最も有名な日本人画家の一人であり、
明治以降の日本人芸術家で藤田嗣治ほどの成功を
海外で収めたものはいません。

今回の展示会では、子どもの絵、猫の絵、動物絵
様々な作品を展示しております。

貴重な素晴らしい作品を
間近でじっくり鑑賞することができます。
会期は一週間。是非足をお運びくださいませ。


藤田嗣治展
3月26日(木)~4月1日(水)
11:00~19:00(最終日17:00迄)

2026/03/20

前田正憲 / 高原秀平 展

本日より『前田正憲 / 高原秀平 展』報美社主催で開催中。

前田正憲
日本画の技法で描かれた作品。
色使いを抑えた簡潔で静かな画面からは、
不思議と「静けさの音」を感じさせる空気が漂います。
見る者の心を穏やかに整える作品です。

高原秀平
色鮮やかで動きのある抽象画。
色の配置や強弱によって、画面のバランスが丁寧に整えられています。
石に描いた油彩作品では、立体ならではの奥行きと存在感が加わり、
視覚と触覚の両方に訴える表現となっています。

抑えた色づかいと鮮やかな色づかい。
どちらも五感に訴えかけてくる作品です。
是非足をお運び下さいませ。



会期:  3月20日(金)~3月25日(水)
時間:  11:00 ~ 19:00   
     金曜日は20時まで
     最終日は16時まで
主催:  報美社
http://gallery-st.net/

2026/03/10

ギャラリー青珠 特別販売会

 
山梨県北杜市にある、京都の清水焼を扱う
「うつわと珈琲 ギャラリー青珠」さんによる
特別販売会を、本日より3月17日(火)まで開催しております。

上質なデザインと鮮やかな色合いが魅力の清水焼。
軽くて丈夫で使いやすく日々の食卓を少し特別なものにしてくれる器です。
店頭には一部セール品もご用意しています。
ぜひ実際に手に取ってご覧ください。

また、数々の賞を受賞し国内外で高い評価を受けている
大沢拓也さんの日本画も多数展示。
漆芸と日本画を融合させた独自の技法による作品が、
会場空間を格調高く演出しています。

このほか、美しい宝石のアクセサリーの展示販売しており
通常よりお求めやすい価格でご紹介しています。



春の雪が舞う中、初日オープン直後から多くのお客様にご来場いただいております。
ご興味のある方は、ぜひお早めにお越しください。


ギャラリー青珠 特別販売会
会期 3/10(火)~3/17(火)
時間 11:00-18:30
主催 ギャラリー青珠

2026/03/04

寿なし子 あの子は夢の中 出版記念イベント

寿なし子『あの子は夢の中』展
本日より3/8(日)まで開催しております。

甘さと美しさ、その奥に不安や孤独を
にじませた少女たちを幻想的に描く作品群。

やわらかな光と深い影の対比の中で、
夢と現実の境目にあるような場面を丁寧に描いています。

本展では、作品を特殊な技法でミラー素材に印刷。
鏡ならではの反射が画面に奥行きを生み、
見る角度や周囲の明るさによって
印象がわずかに変化するところも見どころのひとつです。


平面でありながら空間と重なり合い、
映り込みさえも作品の一部となる
新たな鑑賞体験を、ぜひ会場でご体感ください。


寿なし子 あの子は夢の中 出版記念イベント
会期:2026/3/4 (水) ~ 3/8(日)
時間:12:00-19:00 (最終日は15時まで)
主催:ENVELOPE INC.

2026/02/21

鹿取美希 / 若林奈穂 / 石井範子 展


鹿取美希 / 若林奈穂 / 石井範子 展 報美社主催で開催中。

鹿取美希(日本画)
海の生き物を題材に日本画で美しく幻想的な世界が描かれています。
植物が主役の画面もあれば、海の生き物が中心となる構図もありますが、
いずれも両者がひとつの世界として重ねられています。
水中の光や揺らぎが丁寧に表され、夢のような雰囲気の中に確かな生命の力が感じられます。

若林奈穂(水彩)
横断歩道や階段など、身近な街の風景から着想を得た水彩画。
整えられた構図と品のある色合いが印象的で、静かな空気を纏っています。
全体に漂う落ち着いた茶色はコーヒーを使って生み出された色合いとのこと。
やわらかな深みが加わり、作品に独特の趣を与えています。


石井範子(鉛筆画)
鉛筆や色鉛筆で丁寧に描かれた動物や月。
色味を抑えた静かな画面には、余計な音のない時間が流れています。
モノトーンを基調とした世界は落ち着きがあり、
見る人の心をそっと鎮めるような印象を残します。

才能あふれる作家たちによる素晴らしい作品展。
是非足をお運び下さいませ。

『 鹿取美希 / 若林奈穂 / 石井範子 展』
2026年2月20日(金)~25日(水)
11:00~19:00
金曜日は20時まで。
最終日は16時まで。
主催:報美社

2026/01/28

あかみねひろえ 想像と絵本の世界2026

 本日より2月1日まで、
『あかみねひろえ 想像と絵本の世界2026』開催中。

あかみねさんは、子どもや動物たちをやわらかな水彩で描く作家です。にじみのある色合いと優しい筆づかいが特徴で、
作品からは絵本の中に入り込んだような
あたたかな世界が広がります。

大きな動物にそっと寄り添う子ども、
自然の中でのびのびと遊ぶ姿、
空想の場面へと心を飛ばす瞬間など、
どの絵にも小さな物語が感じられて、
見る人の記憶の奥にある
やさしい気持ちをそっと呼び起こします。

子どもたちのまなざしやしぐさは素直で、
動物たちはどこか人の気持ちに寄り添う存在として描かれ
見る人それぞれの思い出や気持ちと重なり、心の中にやさしく残ります。絵本を読むときのように、想像する楽しさを味わえる展示会です。

会場では原画ならではの
繊細な色の重なりや質感を間近でご覧いただけます。
また、作品をもとにしたポストカードの販売もありますので、お気に入りの一枚を手元に残し、物語の余韻をご自宅でも感じていただけます。




あかみねひろえ 想像と絵本の世界2026
2026年1月28日(水)~2月1日(日)
開催時間:11:00~18:00(最終日は10:30~16:00)

2026/01/19

手作り6人展 2026

 
本日より1月24日(土)まで『手作り6人展』開催中です。
陶芸・帽子・彫金風皮革アクセサリー・バックチャーム・手織り・加賀ゆびぬき。様々なジャンルの作家さん達の、とても素敵な作品展示会です。

・陶芸 /  小島亜紀子
古信楽の少しジャリ感のある白土を用い「かき落とし」という伝統技法で作られた作品。かき落としとは、成形した素地の上に化粧土を施し、
着色した後工具で表面を彫り、部分的に素地の土の色を現して模様を作る技法です。
こうした手間を経て生み出された器は、意匠の完成度も高く
連続する模様の広がりと、あえて残した余白とが、
それぞれの器に美しくおさまっています。
実際に手に取ると、彫りによる凹凸が指先に心地よく伝わり、使うたびに触覚的な魅力を感じられます。日常の器としてはもちろん、鑑賞用のオブジェとしても成立する佇まいです。
小島さんの陶器は、土のこねが非常に丁寧であるためか、
欠けや割れが起こりにくく、実用性の面でも信頼がおけます。
日々の暮らしの質を静かに高めてくれる陶器です。

・帽子 /  大谷有未
日常にささやかな高揚感をもたらす、個性的な形のオリジナル帽子です。
デザインから縫製まで、すべて作者である大谷さんが手がけています。
用いられているのは、オリジナルデザインの兎毛フエルト。
うさぎの毛のフエルトは、柔らかく保温性に優れており、
北欧など寒冷な地域では帽子の素材として広く使われています。

ベレー帽、ニット帽、キャスケットなど、
いずれも身に着けるだけで装い全体が引き締まります。
細部まで綿密に考え抜かれた造形に加え、内側や外からは見えにくい部分にまで丁寧な工夫が施された、完成度の高い作品です。
また、大人のニット帽として仕立てられた薄手のタイプも魅力的です。
内側には柔らかな素材が用いられており、肌触りがよく、長時間身に着けても負担を感じにくい作りになっています。装いにさりげなくなじみつつ、質の良さが伝わる帽子です。


・彫金風皮革アクセサリー / 小島厚子
皮革に金箔を施し、まるで金属のような質感に仕上げた皮革アクセサリー。
皮革は、繊維の向きによって加工後にわずかな変形が生じることがありますが、その繊維の流れは外からは見えません。
そのため、最終的にどのような形に落ち着くのかは、完成するまで分からない部分もあるそうです。加えて、金箔を施す工程は非常に手間がかかり、ひとつの作品が完成するまで、すべての工程を終えるのに約一週間を要します。
大ぶりで華やかなデザインでありながら、素材がレザーのため驚くほど軽く、ゴージャスなのに肩が凝らない!という実用性にも優れています。

作品は、ユーモアのある造形で思わず笑みがこぼれるものから、有名な絵画をモチーフにしたシリーズ、ことわざや四字熟語、食べ物や生き物、神様を題材にしたものまで多彩です。身に着けること自体が楽しくなるラインナップが揃っています。
「美しい作品よりも、面白い作品を作りたい」と語る作者・小島さんのお話を聞く時間も、作品鑑賞の大きな魅力のひとつです。
美しい、あるいは楽しいアート作品を身に着けたい方、既製品では物足りない方におすすめです。

・手織り / 徳永由美
毎回、新鮮で魅力的なデザインの作品を生み出す、非常にセンスの高い作者・徳永さん。

自作の手織り布をパッチワークして、小物入れやバッグ、洋服、ストール、アクセサリーなど、幅広い作品を制作されています。

いずれもカラフルで発色が美しく、意匠の完成度が高いのが印象的です。手織り布ならではの質感は、見た目の色合いはもちろん、手触りにも心地よさがあります。織りの種類や向きの異なる布を、パッチワークによって組み合わせ、絶妙な配色とバランスでまとめ上げています。

新作の少し大きめのフワフワマフラーや、外ポケット付きの縦長バッグには、使う人への配慮が随所に感じられ、細部まで丁寧に、愛らしく仕立てられていました。
色合い、デザイン、素材感、そのすべてが調和した、完成度の高い作品です。



・バックチャーム / 黒田貴子
一からすべて手作業で仕上げられた、非常に手間のかかる工程を経て生まれた、愛らしいお人形のバックチャームです。
どこか言葉にしにくい、見る人の心を引きつける表情が印象的で、
細部まで丁寧に作り込まれたビーズやレースのお洋服からは、
作者の確かな手仕事が伝わってきます。

カラフルなお花のブローチは、素材に新聞紙が使われているという意外性も魅力です。よく見ると、広告の文字の一部が残っていたりと、発見の楽しさがあります。素材の特性を活かしながら、軽やかで華やかな印象に仕上げられています。

アイデアの豊かさと、工程を惜しまない丁寧な作り。その一つひとつに、作品への愛情が感じられる、温かみのある作品群です。



加賀ゆびぬき / 栄森 仁美
加賀ゆびぬきは、使い残された布の端切れと絹糸を用い、実用性と美しさを兼ね備えた品へと仕立てる、日本に古くから伝わる手仕事です。素材を無駄にせず活かす発想と、暮らしに根ざした知恵が息づいています。
一本一本の絹糸が隙間なく縫い詰められているため、光の当たり方によって生まれる繊細な陰影も大きな魅力です。模様は、古来より受け継がれてきた伝統的なものから、現代的な感覚を取り入れたオリジナルまで、実に多彩です。
作品は、帯どめや小物入れ、根付、ミニ指ぬきのストラップ、イヤリングなどのアクセサリーのほか、自分で作れるアクセサリーキットも用意されています。
また、23日(金)・24日(土)の各日13時からは、
加賀ゆびぬきと、室町時代の製法に基づく手組みのくみひもを体験できるワークショップも開催予定です。

手作り6人展 
2026年1月19日(月)~24日(土)
11:00~19:00 (最終日は17時迄)
・陶芸 / 小島亜紀子
・帽子 / 大谷有未
・手織り / 徳永由美
・加賀ゆびぬき/ 栄森仁美  
・彫金風皮革アクセサリー / 小島厚子  
・バックチャーム / 黒田貴子