2018/12/10

藤田嗣治展

本日より12月16日(日)まで、
ギャラリー藤井主催の
藤田嗣治展を開催しています。

細く美しい描線と乳白色を特色としたわずかな色彩で、
猫と女性を得意な画材とした独特の絵を書き続けた
パリ派の代表的な画家、
藤田嗣治の作品を多数展示しています。

現在においても、パリで最も有名な日本人画家の一人であり、
明治以降の日本人芸術家で藤田嗣治ほどの成功を
海外で収めたものはいません。
代表作の多くは海外の美術館に収蔵されています。

貴重な素晴らしい作品を
間近でじっくり鑑賞することができます。
この機会に是非、足をお運び下さいませ。



藤田嗣治展
12月10日(月)~12月16日(日)
10:00~18:00(最終日17:00迄)
主催:ギャラリー藤井

2018/12/03

第33回 しかけ絵本ファンタジックフェア

本日12月3日より8日(土)まで、
大日本絵画のしかけ絵本展を開催しています。

毎年恒例のクリスマス前のこの時期の絵本展。
今年で33回目を迎えています。
クリスマス仕様のギャラリーに、
しかけ絵本が会場いっぱいに並んでいる様子は、
見ているだけで幸せな気持ちになるようで
毎年多くの方々が楽しみにして下さっています。

年々進化するしかけ絵本。
大がかりなしかけや、繊細な切り絵、
絵本とは思えない素晴らしい質の音を楽しめる絵本など、
楽しい絵本を多数展示。
クリスマス小物も数量限定で販売しています。

開催時間は11時~18時まで。
最終日の土曜日は16時まで開催していますので、
是非ご家族で覗きにいらして下さい。

しかけ絵本ファンタジックフェア
~大日本絵画~
12月3日(月)~8日(土)
11:00~18:00(最終日は16時迄)

2018/11/12

清水義光近作展 ~体は宇宙の大通り~ 

油絵、書、陶芸、墨彩画、篆刻など、
多岐な分野で斬新な創作を発表し続けている清水義光氏の近作展、本日より開催中。
今回のテーマは~体は宇宙の大通り~
陶芸、油絵、墨彩画を展示しています。

会場に入ってまず目を奪われたのは、
陶芸作品のオリジナリティと力強さです。
信楽地方の土と長石による手びねり作品は、
陶器というより彫刻作品です。
穴窯で数日間かけて焼き上げる、
釉薬を一切使わない、赤松による自然釉の作品は、
見る人の心にせまってくるような迫力があります。

油絵の抽象画は、北米古代インディアン・ナバホ族の「ブ骨で空間への波動」のある
男性用ショールデザインのからインスパイアされた作品とのこと。
大作が20点ほど展示されています。

墨彩は『猿の戯画』55点。フランス人に日本人のユーモア精神を見せたいと
パリの画廊からの依頼で描いたものだそうです。
最初は全く乗り気ではなかった清水氏は、高崎山の猿を見に行ってみたものの
やはり猿には面白みを感じられないままその日は就寝。
しかしその翌朝、猿のインスピレーションが一気に降りてきて
数日で立て続けに作品を仕上げたそうです。
ユーモラスで愛すべき猿の姿が、墨彩で多数描かれています。

http://www.art-yoshi.com/

清水義光近作展
~体は宇宙の大通り~
11月12日(月)~18日(日)
11:00~19:00(最終日は17時迄)

2018/11/06

高橋文平 水彩画展 ~ポルトガル、フランス、スペインの空の下で~

フランス、ポルトガル、スペインの街の美しい風景を
水彩画や油絵で描いた、高橋文平氏の個展が
本日よりスタート。

ダンディでスタイリッシュで明るい高橋さんの佇まいが
そのまま絵にもあらわれています。
伸びやかで明るく、オシャレで繊細なタッチの風景画の数々を見ていると
まるで自分がヨーロッパの街の風景の中にいるかのように感じられます。

ポルトガルに暮らし、フランス、スペインなど
あちこち旅しながら風景画を描いてらっしゃる高橋さんの、
街や風景、人々への愛情が感じられるとても素敵な展示会です。

是非、足をお運び下さいませ。

高橋文平 水彩画展 ~ポルトガル、フランス、スペインの空の下で~
2018年11月6日(火)~11日(日)
10:30~18:30(最終日は16:00迄)

2018/10/30

松原伸生 藍型染展

本日より、藍型染めの第一人者である
松原伸生氏の藍型染個展がスタートしました。

会場いっぱいに、センス良く展示された藍染作品の
型染のデザインの美しさ、繊細さに圧倒されます。

松原さんは、長板中形(下記参照)という染め技法の技術保持者です。

洗練されたデザインの美しさだけでなく、
表と裏の模様が見事にピッタリ合っている技術力に感動します。

会期は11月3日の文化の日まで。
一見の価値あるおススメの展示会です。

長板中形とは、浴衣を意味する中形の染め技法のひとつで、「長板本染中形」が正式な名称です。また江戸中形とも呼ばれます。本来中形とは、小紋よりも大きい柄の染めものをいいました。
藍一色による染めで、6.5mほどの長い板に木綿の白生地を張りつけ、順々に型紙を置いてへらで防染糊をつけます。乾燥したら、表の模様とぴったり重なるように、生地の裏面の同じ位置に型紙を置きます。型を写し終えた生地を藍甕に入れて、一気に染め上げます。染め上がった着尺の表裏に同じ模様が白く抜け、透けて見えているかと思うほどの、とても精密な柄合わせがなされています。また粋で上品な仕上がりになります。
この技法は熟練した技が必要で、重要無形文化財に指定されています。あまりにも高度な技術のため、現在は木綿だけでなく麻や絹にも染められています。


松原伸生 藍型染展
10月30日(火)~11月3日(土)
11:00~18:00(最終日17:00迄)

2018/10/16

Michiko個展 vol.4 ~Tink-kamilla(ティンクカミリア)~

 Michiko個展 Vol.4 
~お久しぶり「Tink-kamilla(ティンクカミリア)」です~
本日より21日(日)まで、開催しております。

Tink-kamilla(ティンクカミリア)とは、
白っぽくてふわふわと柔らかそうな体で
いつも笑顔の可愛らしい二足歩行の生き物で、
今回の個展には、このTink-kamillaが生きている世界が描かれています。

作者のMichikoさんの頭の中、心の中にイメージとして現れ、
Michikoさんは、ただそのイメージを絵に落とし込んでいくので、
完成するまではどんな絵になるのかは分からないとのこと。
なので、何かテーマを持ってそれを描くわけではなく、
ご本人も、完成してから初めて、ふ~んこんな絵なんだ、
どんな意味があるんだろうと不思議な気持ちになるそうで、
タイトルも完成した絵を見てから決めるそうです。

なんとも不思議なこの絵たちには、なんだか引き込まれる力を感じます。
見ていると、幸せな温かい気持ちになります。
絵の中に入って、一緒にほんわかしたいと思います。
是非、足をお運び下さいませ。

可愛らしい看板と、入口のドアのあちこちに貼られたTink-kamiliaがお出迎え。
ギャラリー内のあちこちに、隠れているのを見つけるのも楽しいと思いますよ。

https://www.instagram.com/michikos_vt/

Michiko個展 Vol.4 
~お久しぶり「Tink-kamilla(ティンクカミリア)」です~
10/16(火)~21(日)
11:00~19:00(最終日は18:00迄)


2018/09/25

凪の会 

9月24日(月)より9月29日(土)まで、
『凪の会』の作品展開催中です。

洋画、象牙、陶芸、和紙遊ゆう画、イラスト、
木工草木染、織、書、塗、袋、挿花。

見事な織物の壁掛けや、文字だけでの表現力を感じる書の数々
センスの良い洋画やイラストが壁を飾っています。

手鏡や箱などの木工芸品に草木染めを施した作品は
優しい色合いにと木の柔らかな風合いがマッチしていて和を感じます。
また和柄の袋物は、布の柄の組み合わせにセンスを感じる作品が多数。

鶴と亀をデザインした酒器は、アイデアが秀逸!
とても素敵なので、お目出たい席にピッタリです。
また、オリジナルデザインの一輪挿しや花器、
シンプルだけどデザインが素敵な陶器、
実用的な陶器が多数ありました。

象牙に細かい彫刻が施してあったり、
夜光貝で装飾された帯留めやブローチ、ペンダント。
可愛らしいものからシックなものまで、
バリエーション豊かなデザインが素敵です

どれも素敵な作品揃いの展示会です。

凪の会
9月24日(月)~9月29日(土)
11:00~19:00 (最終日は17:00まで)

2018/09/10

チベット仏画『タンカ』展

9/9(日)から9/17(月・祝)まで
チベット仏画『タンカ』展を開催しています。

チベット旅行でタンカに出会い、
その魅力にハマった勝俣靖雄さんが何度もチベットを訪れ、
コツコツと買い集めたタンカコレクションの数々と
現地で撮影したチベットの写真を
ギャラリーにて展示公開して下さっています。
貴重なタンカのコレクションはもちろんのこと
チベットでの写真もとても素敵で、
チベット愛を感じる展示会です。

タンカとは、主にチベットで仏教に関する人物や
曼荼羅などを題材にした掛け軸で、
岩絵具(鉱物の粉)を膠(にかわ)=(牛の皮由来)で溶いて
綿のキャンパスに描いた仏画のことだそうです。

タンカは一枚一枚個性があり、同じモチーフでも
印象、世界観が全く違って興味が尽きることがないとのこと。


私はタンカを見るのは初めてだったのですが、
細かいところまで丁寧に描かれていて、
たしかに世界観もそれぞれ違い
じっくり見れば見るほど、とても面白いものでした。
例えば、六道輪廻図という絵。
六道とは、人間が善悪の業因(ごういん)によって行めぐる六つの世界で、
地獄・餓鬼(がき)・畜生(ちくしょう)・修羅(しゅら)・人間・天上をあらわしています。
でも地獄を描いているのですが、そんなに恐ろしくない印象で、
どこかユーモアも感じる作品でした。

タンカは、布のキャンパスの上に描いたものですが、
砂曼荼羅という、仏僧が板の上に1か月ほどかけて描き上げる曼荼羅は
数か月後、破壇式で解体し、水に流されてしまうそうです。
その制作風景の写真や、チベット高地の美しい写真も展示してあります。

チベットの魅力、異文化の面白さ、そして仏教との共通点も感じることができます。
主催者の勝俣靖雄さんのお話も興味深いものでした。

とても珍しく面白い展示会です。是非お立ち寄り下さいませ。


チベット仏画『タンカ』展
9月9日(日)~9月17日(月)
11:00~19:00
主催:勝俣靖雄





2018/08/27

第17回 文京ペン画淡彩会展

8/26(日)~9/1(土)まで、
ペン画淡彩風景画作品展、
『第17回 文京ペン画淡彩展』を開催中です。

主催は文京学院大学・生涯学習センター。

同センターでペン画淡彩風景画を学ぶ生徒さん達と
講師の丸谷先生の賛助出品も展示されている作品展です。

緻密で繊細なペン画に
淡い水彩絵の具を重ねて彩った
美しい作品を多数展示。

見慣れた街の風景や人々、
植物園や公園の瑞々しい緑が絵の中に息づいていて
会場を癒される空間にしてくれています。


会期: 8月26日(日)~9月1日(土)
時間: 11:00~17:30(最終日は15時迄)
主催: 文京学院大学・生涯学習センター
     ペン画淡彩風景画教室  

2018/07/15

叢雲同窓会作品展

7月14日(土)~16日(月)までの3日間、
叢雲会のメンバー現代刀匠による
日本刀の作品展を開催しております。

日本刀や、玉鋼を間近でじっくりと
見ることができる希少なチャンスです。
本日2日目、明日迄。
是非、お立ち寄り下さいませ。

叢雲同窓会作品展
叢雲会メンバーを中心とした現代刀の作品展
7/14(土)~16(月)
10:00~16:00
主催:叢雲会


2018/07/02

手作り6人展 2018

本日より、『手作り6人展』が始まりました。
皮革アクセサリー、陶芸、手織り、創作染め、裂き織・手染め、ストーンジュエリーと、

ジャンルは様々な6人のアーティストの方々の合同作品展。
どの作品もレベルが高く、じっくり見れば見るほど面白い展示会です。


◇皮革アクセサリー
いつもユニークな作品に思わず吹き出してしまう皮革アクセサリー!
今回の新作は、麻雀パイ、海とお魚、ウソから出たまこと、等
なんとも笑いのセンスとシャレの効いた作品。
美しい作品より、面白い作品を作る事に情熱を燃やしている、
という作者さん。
どこからこんなにアイデアが湧き出てくるのでしょう。
皮でできているので、大きさの割にとても軽く、
肩がこらない使いやすいアクセサリーです。
思わずニヤリと笑ってしまう、他には絶対ない
オリジナリティ溢れる作品です。


◇陶芸
シンプルで使いやすいデザインで温かみのある色合いの陶芸作品。
お料理やお酒をより美味しく引き立ててくれそうな
素敵な器を多数展示してあります。

◇手織り  
手織りの布を使って作った洋服、ストール、帽子、
アクセサリー、バッグ、小物入れ等。
手織り布の質感も色使いのバランスも、そしてデザインも絶妙です。本当に可愛い。
バッグの外や中にコロンと付けられる小物入れは
利便性もオシャレ度もぐんとUP!
小枝や葉っぱをモチーフにしたアクセサリーも可愛らしく、
洋服や小物も洗練されていてとても素敵です。


◇ストーンジュエリー
これからの季節に活躍しそうな天然石を使ったアクセサリーは、
石自体の色も素敵ですが、配色やバランスのデザインが絶妙です。

◇創作染め
和服の染め技術を駆使して
数回に分けて手間暇かけて染め出すという
根気のいる作業を経て作られた作品はどれも見事です。
夏にピッタリの涼し気なお魚デザインのバッグや壁掛け。
猫などの動物をモチーフにした小物入れもたくさんあります。


◇裂織り、手染め
布を細かく裂いて織るにすることによって
何とも言えない風合いが出てくる織物を使って作られた作品。
繊細な模様レースの洋服、更にそのレースや
風合いの違う布を染め上げ微妙な色合いに仕上げたスカート等。
同じ染料を使っても布地によって染め上がりの色が違うそうで
素材や染料の種類によって入りやすい色が先に入るのでは
ないかとのこと。興味深い染めの世界です。

手作り6人展
7月2日(月)~7日(土)
11:00~19:00(最終日は18:00迄)




2018/06/25

ペン画淡彩風景スケッチを楽しむ会作品展

本日より6月30日(土)まで、
ペン画淡彩風景スケッチを楽しむ会作品展を開催中です。

ペンの線を生かし、透明水彩絵の具で彩色する風景画を
以前絵画館で学んでいた生徒さんの有志の方々が集まり
先生の作品と共に展示している風景画の作品展です。

繊細なタッチのペン画に、透明感のある美しい彩色が
施された作品が会場一杯に展示されています。
水彩画の繊細な美しさが優しい空間を作りだしています。

初日の今日は、先生が皆さんひとりひとりの作品に、
レイアウトや奥行きを出す為の色使い、光のあたり方等、
丁寧に講釈を加えて下さる勉強会が開かれていて
熱心に聞き入る生徒さん達で会場はいっぱいでした。

とても美しい展示会です。是非見にいらして下さい。

ペン画淡彩風景スケッチを楽しむ会作品展
会期:6月25日(月)~30日(土)
時間:11:00 ~ 18:00 (初日13:00より・最終日 16:00まで)

2018/06/18

第9回 三井正樹展

本日より、『第9回 三井正樹展』開催中です。
ダウン症を超えて画家人生を開花させ
数々の賞を受賞している三井正樹氏の作品展です。

明るい色合いの絵画や、真っすぐな道を描いた絵画からは、生命の輝きを感じます。

絵画と共に、言葉も飾られています。

ぼくのすきな言葉
希望がなければ
自分で希望を創るのだ
世界が暗ければ
自分が太陽と輝くのだ

不思議と明るい気持ちにさせてくれる
素敵な展示会です。
是非足をお運び下さいませ。


第9回三井正樹展
6月18日(月)~24日(日)
11:00~19:00(最終日16:00迄)


2018/06/11

June 2018 作品展


本日より16日(土)まで、
絵画、アクセサリー、陶器、袋小物等の
グループ作品展を開催しています。

七宝焼きの作品は、
色合いもデザインも上品で
存在感のある素敵なアクセサリーが多数。

会場奥に掛けられた、ひときわ目を引く
大きなパッチワークのタペストリーと
同じくパッチワークで丁寧に作られたポーチは
デザインも色合いも、可愛らしくてとても素敵です!


茶色、モスグリーンのくすんだ色と
デザインがオシャレなバッグは、
なんと畳の縁で作られたものだそうです!
持ってみるととても軽くて、使いやすそう。
畳のへりを使うというアイデアが
すごいと思いました。

そして壁一面に飾られた、水彩画も素敵です。
透明感のある水彩画で植物や風景が描かれていて、会場を華やかに彩っています。

どれも素敵な作品ばかりです。
是非、足をお運び下さいませ。

June 2018 作品展
6月11日(月)~16日(土)
10:30~18:30(最終日17時迄)

2018/06/04

第29回 藍染展~藍遊会~

『藍遊会』本藍染展、本日より開催しております。

本藍染の藍色の深い色合いや風合いの美しさが映える
タペストリー・クロス・のれん等のインテリア製品、
浴衣や洋服、バッグや小物入れ、スカーフにハンカチ、
アクセサリー等、様々な作品が多数展示されています。

本藍染というのは、すくもを灰汁で発酵させた染料で
染め上げたもので、一切化学薬品を使用していないものだそうです。
化学薬品を使って染めたものは、
洗濯すると色落ちしやすく、また他のものに色うつりしやすく
さらに経年劣化で白茶けていくそうです。
本藍染のものは、最初の数回以降は色落ちも少なく
他の衣料への色うつりもしにくく、
また色落ちしてもさらに透明感が増した
綺麗な色合いに変化するそうです。

初日の今日、作者の方々から、
藍染に関する興味深いお話を色々として頂きました。

日本古来の色、藍の魅力を目と耳で感じられる素敵な展示会です。

第29回本藍染展 ~藍遊会~
6月4日(月)から9日(土)まで
11:00~18:00 (最終日は16時迄)

2018/05/28

第6回 川﨑草木染工房展 ~江戸時代後期の色を染める~

本日より、6月2日(土)まで
川崎草木染工房展『江戸時代後期の色を染める』
開催しています。

この工房展は、2007年に始まり、
赤の染料を染める、青と黄の染料を染める、
重ねの色を染める、平安の襲を染める、
江戸時代前期の染色を染めると回を重ね
今回は「江戸時代後期の染色を染める」をテーマに
各所の教室で草木染めを楽しんでいる
32名の方々が参加しています。

天然の素材を使った染色技術の素晴らしさ、
色合いの微妙な違いと、その美しさ、
そして色を表現する日本語の美しさと豊かさに
感動してしまいます。

染めの原料の植物も展示されていて、
色の名前札もあるので、布と見比べることができます。

紅掛空色、紅掛花色、熨斗目花色、湊鼠、紫鳶、藤紫、
藍墨茶、栗皮茶、柳茶、桑茶、鴇羽色、瑠寛茶、山吹色。

漢字や響きから、どんな色だか想像できる名前や、
なるほどこの名前はこの色なのかと
意外な組み合わせを発見するのも面白い。

ストールや洋服、小物やバッグ等も展示されています。

とても素敵な展示会です。
是非、足をお運び下さいませ。


第6回川﨑草木染工房展
『江戸時代後期の色を染める』
5月28日(月)~6月2日(土)
10:00~18:00(初日は13時から・最終日は17:00迄)

2018/05/07

第47回 施友絵画同好会展 ~会員絵画展~

本日より、第47回施友絵画同好会展を開催しております。
小池良二さん、櫻井利通さん、新開深水さん、
豊田洋一さん、野尻祐逸さん、若山忠美さん、
6名の方々の合同作品展。

油絵や水彩画の美しい風景画が15点ほど展示されています。
どの絵も細かい部分まで丁寧に描かれていて
不思議と気持ちが明るくなるような、
その風景への愛情が感じられる、素敵な展示会です。
是非、ご覧下さいませ。


第47回 施友絵画同好会展
会期:5月7日(月)~11日(金)
時間:11時~18時(最終日は14時迄)
主催:施友会


2018/04/02

春を感じて ~陶器・七宝焼・彫金・藍染~

 毎年恒例の陶器・七宝焼・彫金・藍染の作品展示会
『春を感じて』本日より開催中です。

・陶器
焼成の仕方や釉の種類が多様な陶器の数々。
信楽の土の色をそのまま生かした作品、
うわぐすりをかけず薪のみで焼成した作品
銀を焼き付けたメタリックな風合いの銀彩など、
様々な製法を見比べるのも楽しいひとときです。


・七宝焼
銅版に七宝を塗って焼き上げる七宝焼き。
色の違う模様は、何度かに分けて焼き上げるとのこと。
ブルーのグラデーションが美しい作品、
ブラックとシルバーのシックなコンビネーション、
ブラウンとゴールドの落ち着いたデザイン
手間と愛情がこもった素敵なアクセサリーを多数展示。


・彫金
銅は1200度の高温で加熱・急冷すると、
その時々に現れる自然な赤色に変化するそうです。
そのなんともいえない赤色と深い茶色に変化させた銅に
彫金を施して完成したリンゴのアクセサリーや、
可愛らしい動物の数々。とても素敵です。


・藍染
深い藍色、淡い水色、そして差し色の鮮やかな黄色等
心落ち着く美しい色に染められたストール、お洋服、
バッグ、コースター(草履型!)、小物入れ等
たくさんの作品が展示されています。


どれも上品でそれぞれ調和のとれた、素敵な展示会です。
是非お立ち寄り下さいませ。
4月7日(土)まで。

春を感じて
4/2(月)~7(土)
10:30~18:30(最終日は17時迄)

2018/03/27

漆・陶・書 雙葉展 Soyo -lacquer ware, pottery & calligraphy

本日より4月1日(日)まで、
書家・歌人である雙葉(Soyo)さんの
漆塗り・陶器・書の作品展を開催しております。
http://calligrapher-soyo.tumblr.com

趣があって素敵な陶器や漆塗りの器や、
見事な書が美しく展示されています。

ちょうど満開を迎えた靖国通りの桜に
和の趣がぴったりの作品展です。

お花見がてら、是非お立ち寄りくださいませ。


漆・陶・書 雙葉展 Soyo -lacquer ware, pottery & calligraphy
3月27日(火)~4月1日(日)
11:00~19:00(最終日は16:00まで)


2018/03/20

藤田嗣治展

本日より3月25日(日)まで、
ギャラリー藤井主催の
藤田嗣治展を開催しています。

猫と女性を得意な画材とした藤田嗣治の
素晴らしい作品が多数展示されています。
貴重な作品を間近でじっくり鑑賞することできる
またとないチャンスです。
是非この機会に足をお運び下さいませ。


藤田嗣治展
3月20日(火)~3月25日(日)
10:00~18:00(最終日17:00迄)

2018/01/29

ネパール支援チャリティバザー ~ホンダトラベル~

1月29日(月)~2月3日(土)まで

HONDAトラベルサービス株式会社主催の
ネパールの孤児達を支援するチャリティーバザーを開催しています。

ネパールの孤児院に寄付する傍ら、
孤児院を出て進学を希望する孤児達を支援する為のチャリティーバザー。
世界各国から仕入れたバザー商品他、多数販売中です。
売上げは、ネパール孤児院に寄付されます。

1月29日(月)~2月3日(土)
11:00~19:00(最終日は16:00まで)

HONDAトラベルサービス ネパール孤児支援

2018/01/15

手作り6人展


本日より、『手作り6人展』が始まりました。
1月15日(月)~20日(土)の6日間、
毎年この時期恒例の展示会です。
皮革アクセサリー、陶芸、手織り、編み物、
絵付け陶器、ワイヤーアクセサリー等、
ジャンルは様々な6人のアーティストの方々の合同作品展。
どの作品もレベルが高く、じっくり見れば見るほど面白い展示会。

◇皮革アクセサリー
こんなにユニークな作品テーマを、毎回新しくよく思いつくなぁと
感心してしまう皮革アクセサリー!
思わず吹き出してしまうような面白いものや(天才ピアスとか)
クレオパトラ等の歴史的なものをテーマにしたものまで、
ユニークなデザインのアクセサリーがたくさん。
皮でできたアクセサリーなのですが、大きさの割にとても軽く、
ゴージャスなのに肩がこらないので
多くのファンの方がいらっしゃるようです。

◇陶芸
作者の方の心と温もりを感じる陶芸作品。
この器でお料理を食べたいと思える食器が多数。
今回、陶器の掛け時計や置時計が多数あり、
色合いもデザインもとても可愛いです。
楽しさと実用性を兼ね備えた、素敵な陶芸作品が多数!
 ◇手織り  
手織りの布を使って作った洋服、ストール、
帽子、アクセサリー、バッグ、小物入れ等。
手織り布の質感も色使いのバランスもデザインも絶妙。
新作の可愛らしいお雛様や、
今の季節にぴったりの可愛らしいミトンやマフラー、
バッグに付けられる小物入れや、
小枝や葉っぱをモチーフにしたアクセサリー等
なんとも可愛らしく、洗練されていてとても素敵です。

◇はないろ工房(アクセサリー)
天然石とアーティスティックワイヤーを使った、
繊細でスタイリッシュなデザインのアクセサリー。
配色やバランスがとても素敵です。

◇編み物
てっぺんがちょこんととんがっていて、
とっても可愛らしいコロンとしたフォルムの、
どんぐりみたいなコビット帽の他、
スミレをモチーフにしたヘアアクセサリー等の小物、
ストールやニット帽など、、可愛すぎる編み物作品がたくさんあります。

◇はないろ工房(アクセサリー)
天然石とアーティスティックワイヤーを使った、
繊細でスタイリッシュなデザインのアクセサリー。
配色やバランスがとても素敵です。

◇絵付け陶器
動物好きの方必見!
お皿やマグカップ等の白い陶器に
繊細にとてもリアルに可愛らしく、
様々な鳥や動物が描かれています。
どれも作者の方の動物愛を感じる素敵な作品です。

手作り6人展
1月15日(月)~20日(土)
11:00~19:00
(最終日は18時まで)

2018/01/08

震災で消えた小さな命展 Part4


本日より『震災で消えた小さな命展PART4』
全国各地を巡回している展示会の
東京での開催が始まりました。
東日本大震災や熊本の地震で、
たくさんの命が犠牲になった中に
様々な動物の命も失われました。
家族同様のイヌやネコ、
ウサギやハムスター、金魚や虫たち。
福島の原子力発電所事故で町に残らざるを得ず、
命を終えた動物たち・・・。
絵本作家・画家・イラストレーターが、
被災者の方から描いてほしい動物を伺い、
その『小さな命』を絵の中によみがえらせ、
展示会終了後は被災者の方への絵をプレゼントします。
震災で亡くなったたくさんの人々命も、
亡くなった動物たちの命も、
その命を想う人にとっては、みんな等しく大切な命。

震災で消えた小さな命展では、命の平等さについても伝えていきたい。
そんな思いで、何年もの間活動されている、
代表のうささんと、絵本作家、画家、イラストレーターの方々の
強く優しく熱い想いが詰まった展示会です。
想いを込めて描かれた一枚一枚の絵を見ていると、
飼い主さんの思い、残された家族の想い、
そしてその想いを絵にした作家さんの気持ちが
それぞれの絵から伝わってくる、特別な展示会です。

『震災で消えた小さな命展』
1月8日(月)~13日(土)
11:00~18:00(最終日は16時迄)