2012/10/09

2012 秋はなにいろ? ~藍染・陶器・七宝作品展~



10月9日(火)~13日(土)まで、
開催時間は10:30~18:30

藍染・陶器・七宝焼き 作品展
『2012 秋はなにいろ?』展が開催されています。






おもてなし料理の時はもちろん、いつも食卓でもこのお皿に盛り付けると
きっと美味しそうだろうなという味のある食器がたくさん、
そして素敵なデザインの陶器のお重などがたくさん展示されています。

七宝焼きのアクセサリーには、素敵な作品が数多くありました。
個人的に気に入ったのは、貼り付けた銀箔の上にビーズを乗せてあるデザインのネックレス。
とても素敵でした。

こちらは犬や猫をモチーフとしたアクセサリーを数々。
とても可愛らしいものや、シックなデザインのものがたくさんあり、
ワンちゃんやネコちゃんと一緒に暮らしている方に、きっと喜ばれると思います。


 こちらは藍染作品です。
デザインに工夫を凝らしたお洋服
色合いの美しいストール、
裂織のバッグや、編み物などの作品が
数多く展示されていました。

13日(土)まで。
最終日は17時までとなっています。
是非足をお運び下さいませ。

2012/10/01

秋・冬 阿波藍染展 ~藍正グループ~

10月1日~6日まで、阿波藍染展を開催しています。


阿波藍のみを使い、綿・麻・絹・レーヨンなどの素材を染め、
手織り・ファッション・インテリア・編み物・袋・小物など
生活に即した製品を展示・販売しています。







藍色と一言で言えど、淡く薄い青から
濃く深みのある青、緑がかった青など、
様々な「藍」色のグラデーションが美しい
魅力的な藍染作品が多数展示されています。
手染め・手織りでひとつひとつ丁寧に手をかけて完成された作品は、とても美しく、その細やかさ
には感心することばかりです。


ところで「藍」はもともと漢方薬だったそうです。
そのため、昔の中国では政府が管理していた草なので、
草冠に、監督で、「藍」という漢字になったとのこと。

日本で栽培されている天然藍染めの原料である蓼藍はタデ科の植物です。
蓼は虫よけ効果があり、薬としての効果効能もあるという側面も
持ち合わせているそうです



天然繊維だけを染め、化学繊維は染めない「藍」は、
たとえば綿の作務衣を染めたときに、
ナイロンの糸だけは染めないので、
糸だけが白いまま仕上がるそうです。
藍に漬けてみれば、化学繊維はすぐにわかるそうです。



全国各地を藍染展をして回ってらっしゃる
藍正の外山さんはとても博識で、
藍染や、織の手法や、藍染の歴史、生産地など
多岐にわたって興味深いお話をたくさんして下さいました。

是非、足をお運びください。

奥深い藍の世界を楽しめます。