本日より、6月2日(土)まで
川崎草木染工房展『江戸時代後期の色を染める』
開催しています。
この工房展は、2007年に始まり、
赤の染料を染める、青と黄の染料を染める、
重ねの色を染める、平安の襲を染める、
江戸時代前期の染色を染めると回を重ね
今回は「江戸時代後期の染色を染める」をテーマに
各所の教室で草木染めを楽しんでいる
32名の方々が参加しています。
天然の素材を使った染色技術の素晴らしさ、
色合いの微妙な違いと、その美しさ、
そして色を表現する日本語の美しさと豊かさに
感動してしまいます。
染めの原料の植物も展示されていて、
色の名前札もあるので、布と見比べることができます。
紅掛空色、紅掛花色、熨斗目花色、湊鼠、紫鳶、藤紫、
藍墨茶、栗皮茶、柳茶、桑茶、鴇羽色、瑠寛茶、山吹色。
漢字や響きから、どんな色だか想像できる名前や、
なるほどこの名前はこの色なのかと
意外な組み合わせを発見するのも面白い。
ストールや洋服、小物やバッグ等も展示されています。
とても素敵な展示会です。
是非、足をお運び下さいませ。
第6回川﨑草木染工房展
『江戸時代後期の色を染める』
5月28日(月)~6月2日(土)
10:00~18:00(初日は13時から・最終日は17:00迄)