2018/11/12

清水義光近作展 ~体は宇宙の大通り~ 

油絵、書、陶芸、墨彩画、篆刻など、
多岐な分野で斬新な創作を発表し続けている清水義光氏の近作展、本日より開催中。
今回のテーマは~体は宇宙の大通り~
陶芸、油絵、墨彩画を展示しています。

会場に入ってまず目を奪われたのは、
陶芸作品のオリジナリティと力強さです。
信楽地方の土と長石による手びねり作品は、
陶器というより彫刻作品です。
穴窯で数日間かけて焼き上げる、
釉薬を一切使わない、赤松による自然釉の作品は、
見る人の心にせまってくるような迫力があります。

油絵の抽象画は、北米古代インディアン・ナバホ族の「ブ骨で空間への波動」のある
男性用ショールデザインのからインスパイアされた作品とのこと。
大作が20点ほど展示されています。

墨彩は『猿の戯画』55点。フランス人に日本人のユーモア精神を見せたいと
パリの画廊からの依頼で描いたものだそうです。
最初は全く乗り気ではなかった清水氏は、高崎山の猿を見に行ってみたものの
やはり猿には面白みを感じられないままその日は就寝。
しかしその翌朝、猿のインスピレーションが一気に降りてきて
数日で立て続けに作品を仕上げたそうです。
ユーモラスで愛すべき猿の姿が、墨彩で多数描かれています。

http://www.art-yoshi.com/

清水義光近作展
~体は宇宙の大通り~
11月12日(月)~18日(日)
11:00~19:00(最終日は17時迄)

2018/11/06

高橋文平 水彩画展 ~ポルトガル、フランス、スペインの空の下で~

フランス、ポルトガル、スペインの街の美しい風景を
水彩画や油絵で描いた、高橋文平氏の個展が
本日よりスタート。

ダンディでスタイリッシュで明るい高橋さんの佇まいが
そのまま絵にもあらわれています。
伸びやかで明るく、オシャレで繊細なタッチの風景画の数々を見ていると
まるで自分がヨーロッパの街の風景の中にいるかのように感じられます。

ポルトガルに暮らし、フランス、スペインなど
あちこち旅しながら風景画を描いてらっしゃる高橋さんの、
街や風景、人々への愛情が感じられるとても素敵な展示会です。

是非、足をお運び下さいませ。

高橋文平 水彩画展 ~ポルトガル、フランス、スペインの空の下で~
2018年11月6日(火)~11日(日)
10:30~18:30(最終日は16:00迄)