9月24日(月)より9月29日(土)まで、
『凪の会』の作品展開催中です。
洋画、象牙、陶芸、和紙遊ゆう画、イラスト、
木工草木染、織、書、塗、袋、挿花。
見事な織物の壁掛けや、文字だけでの表現力を感じる書の数々、
センスの良い洋画やイラストが壁を飾っています。
手鏡や箱などの木工芸品に草木染めを施した作品は
優しい色合いにと木の柔らかな風合いがマッチしていて和を感じます。
また和柄の袋物は、布の柄の組み合わせにセンスを感じる作品が多数。
鶴と亀をデザインした酒器は、アイデアが秀逸!
とても素敵なので、お目出たい席にピッタリです。
また、オリジナルデザインの一輪挿しや花器、
シンプルだけどデザインが素敵な陶器、
実用的な陶器が多数ありました。
象牙に細かい彫刻が施してあったり、
夜光貝で装飾された帯留めやブローチ、ペンダント。
可愛らしいものからシックなものまで、
バリエーション豊かなデザインが素敵です。
どれも素敵な作品揃いの展示会です。
凪の会
9月24日(月)~9月29日(土)
11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
2018/09/25
2018/09/10
チベット仏画『タンカ』展
9/9(日)から9/17(月・祝)まで
チベット仏画『タンカ』展を開催しています。
チベット仏画『タンカ』展を開催しています。
チベット旅行でタンカに出会い、
その魅力にハマった勝俣靖雄さんが何度もチベットを訪れ、
コツコツと買い集めたタンカコレクションの数々と
現地で撮影したチベットの写真を
ギャラリーにて展示公開して下さっています。
貴重なタンカのコレクションはもちろんのこと
チベットでの写真もとても素敵で、
チベット愛を感じる展示会です。
タンカとは、主にチベットで仏教に関する人物や
曼荼羅などを題材にした掛け軸で、
岩絵具(鉱物の粉)を膠(にかわ)=(牛の皮由来)で溶いて
綿のキャンパスに描いた仏画のことだそうです。
タンカは一枚一枚個性があり、同じモチーフでも
印象、世界観が全く違って興味が尽きることがないとのこと。
私はタンカを見るのは初めてだったのですが、
細かいところまで丁寧に描かれていて、
たしかに世界観もそれぞれ違い
じっくり見れば見るほど、とても面白いものでした。
例えば、六道輪廻図という絵。
六道とは、人間が善悪の業因(ごういん)によって行めぐる六つの世界で、
地獄・餓鬼(がき)・畜生(ちくしょう)・修羅(しゅら)・人間・天上をあらわしています。
でも地獄を描いているのですが、そんなに恐ろしくない印象で、
どこかユーモアも感じる作品でした。
タンカは、布のキャンパスの上に描いたものですが、
砂曼荼羅という、仏僧が板の上に1か月ほどかけて描き上げる曼荼羅は
数か月後、破壇式で解体し、水に流されてしまうそうです。
その制作風景の写真や、チベット高地の美しい写真も展示してあります。
チベットの魅力、異文化の面白さ、そして仏教との共通点も感じることができます。
主催者の勝俣靖雄さんのお話も興味深いものでした。
とても珍しく面白い展示会です。是非お立ち寄り下さいませ。
チベット仏画『タンカ』展
9月9日(日)~9月17日(月)
11:00~19:00
主催:勝俣靖雄
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